ドコモのiPhoneで利用できるドコモメールとSPモードメールの違い | iPhoneビギナーズ「いまさら聞けない操作入門マニュアル」

ドコモのiPhoneのメールでちょっと分かりづらいのが、このSPモードメールとドコモメールのどちらかを選択して利用しなくてはならないことですね。

どちらを選択してといっても、初めてドコモのiPhoneを利用する人にとっては、よくわからないですよね。メールアドレスも＠docomo.ne.jpで同じですね。

ここでは、ドコモのiPhoneのドコモメールとSPモードメールの違いについて、あまり機械やモバイルを知らない人にも分かるようにご紹介しています。

ドコモメールの場合

ドコモメールで送受信したメール文は、ドコモの管理しているクラウドサーバー（メールサーバー）に保存されます。

SPモードメールの場合

SPモードメールで送受信したメール文は、iPhone本体の記録領域（メモリ）内に保存されます。

ドコモメールの保存容量

ドコモメールの場合は、最大２万件（容量で１GBまで）の送受信したメールが保存されます。

SPモードメールの保存容量

SPモードメールの場合は、利用しているiPhone本体の記録領域（メモリ）の空き容量までしか保存することはできません。

ドコモメールの削除方法

ドコモメールの場合は、利用者が個々のメールを選択して削除することはもちろんできますが、最大２万件（容量で１GB）を超過した場合に、自動的に古いメール文が自動削除されます。

SPモードメールの削除方法

SPモードメールの場合は、利用者が自ら削除しないと基本的には、メール文は削除されません。但し、iPhone本体が破損や故障した場合には、iPhone本体に保存されているメール文が消去する可能性があります。

ドコモメールの場合

ドコモメールの場合は、契約しているiPhone以外のパソコンや、携帯電話番号の契約の無いタブレットなどからもiPhoneで契約しているドコモメールのアドレスを利用して、ドコモメールを送受信することができます。
このことをマルチディバイス対応とか、マルチディバイス利用可能などと表現されますね。

SPモードメールの場合

SPモードメールの場合は、今までの携帯電話と同様に、ドコモと契約しているiPhoneからのみメールの送受信が出来ます。

ドコモメールの場合

ドコモメールの場合は、パソコンなどでも利用できるので、パソコンのメールアプリ（ソフト）でメールを取り込むことで、送受信したメール文を外部に保存することができます。

SPモードメールの場合

SPモードメールの場合は、アンドロイドのスマートフォンの場合には、本体にメモリを挿入する場所があり、メールアプリに外部メモリへのメール保存が出来るのですが、iPhoneの場合には、本体にメモリ挿入場所もないため、標準アプリのメールアプリに送受信したメール文の外部保存機能がありません。

ドコモメールの場合

ドコモメールの場合は、ドコモのクラウドサーバーに送受信したメール文が保存されているので、機種変更した時にも、以前に送受信したメール文が新しい機種に引き継ぐことができます。新しいiPhoneに機種変更する時には便利ですね。

SPモードメールの場合

SPモードメールの場合は、iPhone本体に送受信したメール文が保存されているので、iPhoneからiPhoneに機種変更した時には、iPhoneのバックアップを復元することで、メールを新しいiPhoneに引き継ぐことはできますが、iPhoneから他のスマートフォン（アンドロイド）に機種変更した時には、それまでのiPhoneで送受信したメール文を新しいスマートフォンに引き継ぐことは基本的にできません。