iPhoneのSMSとMMSの違いを理解していますか?(SMS編)
category:SMSMMSメッセージ(メール) | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2015年1月22日 |
iPhoneを利用している皆さん、SMSとMMSの違いを理解していますか?
SMSとMMSの違いを判らずにiPhoneの利用している人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
SMSとMMSは、どちらも、標準アプリのメッセージアプリで送れるメール(メッセージ)ということが、より分かりづらくしている原因の一つでもありますね。
以前、二つのメッセージサービスという記事で、SMSとMMSの違いを簡単にご紹介していましたが、ここでは、もう少し詳しくSMSとMMSの違いをご紹介したいと思います。
SMSというメッセージサービスとは
SMSとは、正式には、short message service(ショートメッセージサービス)と呼ばれるモバイル通信機器(携帯電話などの移動通信機器のこと)で、携帯電話番号を宛先とした文字(テキスト)だけで送受信できる世界標準的な通信サービスのことです。
SMSの特徴
SMSの特徴で大きな点は、次の5点です。
- メッセージアプリで送受信する
- SMSの送受信は、メッセージアプリで行います。
- 宛先は携帯電話番号
- SMSを送る時に指定する宛先は、携帯電話番号になります。
- 連絡先アプリに登録してある人にSMSを送る時には、名前が表示されるので、携帯電話番号で送っているという意識が無いと思いまうが、SMSの宛先は、携帯電話番号ですよ。
- 送れる文字数は、半角文字で160文字
- iPhoneの場合は、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれの携帯電話会社でも、遅れる文字数は半角160文字(全角70文字)までです。
- 日本のドコモ、au、ソフトバンクのiPhoneの場合は、絵文字も送受信することができます。
- 世界共通のSMSは、絵文字は使用できません。
- 音声回線で通信している
- 料金が発生する
- SMSは、通信に音声回線を利用しているので、送受信する際に、料金が発生します。(定額パックなどの場合は除きます。)
SMSは、ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone全てが利用できる
SMSは、ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone全てが利用できます。今となっては、当たり前なのですが、ドコモのiphoneは、SMSを利用できない時期もありました。
厳密には異なるがSMSは、携帯のショートメール(Cメール)と理解するとわかりやすい
携帯電話で利用できたメールに、ショートメールとかCメールとか呼ばれるテキストメールがありますよね。厳密には違いますが、SMSは、携帯のショートメール(Cメール)と理解するとわかりやすいと思います。
ドコモのiPhoneが、発売当初SMSを利用できなかったのは、日本独自規格のせい
実は、ドコモがiphoneの販売を開始した当初、ドコモのiPhoneは、SMSを利用できませんでした。
なぜかというと、日本の携帯電話のメールは、携帯電話会社がそれぞれ独自の規格で携帯メールを提供しています。
先程、SMSは、携帯のショートメール(Cメール)と理解するとわかりやすいとご説明しましたが、厳密には、ショートメールやCメールとSMSは異なります。
特にドコモは、i-モードなどの高機能な独自規格のため、SMSに対応するため対策が必要となり、iPhoneを取扱いした当初、iphoneでSMSの送受信が出来ない時期がありました。
日本のSMSは絵文字が使える
絵文字についても、日本の場合、独自に携帯メールが進化していたので、ショートメールやCメールでも絵文字の送受信が出来るようになっていましたので、後から入ってきた世界標準であるSMSにも、絵文字対応をせざるおえないことになり、SMSで絵文字が送れるようになっています。
絵文字が送れることが、利用者の人に、SMSとこのあとご説明するMMSとの違いが分かりづらくなる要因の一つでもありますね。
それでは、次のページで、MMSからみたiPhoneのSMSとMMSの違いについてご説明します。