iCloudの無料アカウントには、利用可能数の上限がある
category:Apple ID | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2017年5月26日 |
iCloudは、iPhoneを使う上でほぼ必須と言っていいAppleのサービスですね。
このiCloudを利用するに登録するiCloudアカウントは、実は、ディバイス単位で、登録できるアカウント数に上限が設定されています。
新品のiPhoneを利用している人には、ほとんど関係ないことだと思いますが、中古のiPhoneなどを購入して利用する場合や、友人から譲りうけたiPhoneを利用する場合には、このiCloudアカウントの利用可能数の上限に引っかかってiCloudアカウントのAppleIDが登録出来ないなんて場合があります。
- 目次インデックスメニュー
- 1.登録できるiCloudアカウントは、1つのiPhoneで3つまで
- 2.iPhoneで新しいApple IDの作成が出来ませんと表示された時の対処方法
- 3.iCloudの無料アカウント数が利用可能数の上限に達してしまった時の対処方法
登録できるiCloudアカウントは、1つのiPhoneで3つまで
中古のiPhoneでは、iPhoneのアクティベート途中のApple IDの登録画面で、次のようなメッセージが表示されApple IDを作成することが出来ない場合があります。
- このiPhoneでApple IDは作成できません
- このiPhoneは新しいApple IDの作成に使用できません。appleid.apple.comで新しいApple IDを作成してください。
このようなメッセージが表示された場合には、そのiPhoneで既にApple IDを3つ登録している可能性が高いです。
新規に新品のiPhoneを購入してiPhoneのアクティベートを行う時に、このようなメッセージが表示された場合は、iOSの不具合やAppleのApple IDの発行プログラムの不具合も考えられますが、中古のiPhoneや家族や友人から譲りうけたiPhoneの場合は、既にそのiPhoneでApple IDを登録することのできる3つ分の権利が無い場合がほとんどです。
Appleのサイトには、作成できるApple IDのアカウント数について、つぎのように書かれています。
Appleは、デバイスから作成され得るアカウントの数およびアカウントと関連付けられたデバイス数を制限する権利を留保します。
具体的に何個までとは書かれていませんが、現在のところ、1つのiPhone(ディバイス)に付き3つまでになっているようです。
iPhoneで新しいApple IDの作成が出来ませんと表示された時の対処方法
iPhoneで新しいApple IDの作成が出来ませんと表示された時の対処方法は、次の2つの方法のいずれかを行う必要があります。
- iCloudを使用せずに、iPhoneを使用する
- iCloudの機能は利用することはできませんが、iTunes Storeで使用するApple IDは登録する方法がありますので、アプリなどのインストールは可能です。
- 別のiPhoneでiCloudアカウントを作成して利用する
- 友人や、別に所有しているiPhoneやiPadでicloudアカウントのApple IDを作成認証して利用することは可能です。
iCloudの無料アカウント数が利用可能数の上限に達してしまった時の対処方法
先ほどの「Apple IDを作成できません」と表示されたので、パソコンのiTunesを利用したり、iPhoneのSafariを利用してApple IDを登録取得し、取得したそのApple IDでiCloudにサインインしようとしても、次の様な画面「このiPhoneでアクティベートされた無料アカウントの数が利用可能数の上限に達しています。」が表示され、iCloudにサインインすることは出来ません。
この場合の対処方法も、先ほどと同様に次の2つの方法のいずれかを行う必要があります。
- iCloudを使用せずに、iPhoneを使用する
- iCloudの機能は使用せず、iPhoneを利用する。先ほど取得したApple IDは、iTunes StoreやApp Storeで使用することは出来ますので、アプリなどのインストールをしてiPhoneを使用することは可能です。
- 別のiPhoneで先ほどのApple IDで、iCloudアカウント認証して利用する
- 友人や、別に所有しているiPhoneやiPadで、先ほど登録したApple IDを利用して、icloudにサインインすることで、Apple IDがiCloudアカウントとして認証されますので、サインインすることのできなかったiPhoneでiCloudサインインすることが可能になります。