テザリングの接続方法毎のメリット・デメリット
category:テザリング | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2014年1月7日 |
テザリング機能は、iphone5から追加された非常に便利な機能です。接続方法もWiFi接続、Bluetooth接続、USBケーブル接続と3種類もあり、接続する機器(デイバイス)の機能により使い分けることができますね。
ところで、3つあるテザリングの接続方法は、どのように区別して利用したらいいのでしょうか? iPhone初心者の方の中には、どれがベストの接続方法なのかという疑問をお持ちの人もいると思います。
このページでは、テザリング接続の接続方法の選択の知識としての、WiFi接続、Bluetooth接続、USBケーブル接続のそれぞれについて、メリット・デメリットをご説明しています。
WiFi接続(テザリング)のメリットとデメリット
iphoneでテザリングというと、多くの人が、まず思われるのがWiFi接続ですね。
それでは、WiFi接続でテザリングした時のメリットとデメリットについて、わかりやすくご紹介します。
メリット
- 基本的にiphoneだけで通信出来る
- テザリングするディバイス(パソコンやタブレットなど)が、WiFi通信機能があれば、他にケーブルなどが不要です。
- テザリングを利用するケースは、外出先が多いと思いますので、iphoneと接続するパソコン・タブレット以外にケーブルなどが必要ないのはメリットですね。
- Bluetooth接続より通信速度が速い
- 外出先でテザリングするケースでは、やはり、通信速度が速い方がいいですよね。
- 接続する機械が少し離れていても通信できる
- Bluetooth接続に比べると、WiFi接続は、通信出来る距離が長いので、接続後に通信中のパソコンやタブレットをある程度移動しても通信が途切れる可能性が低い。
- 複数の機械(パソコンやタブレット)と同時にテザリング出来る
- 個人利用している時には、あまりケースとしては無いとは思いますが、一つのiphoneで複数のパソコン・タブレットのインターネット通信するために、テザリング接続することができます。
- 但し、台数が多くなるごとに、通信速度は遅くなります。
- セキュリティ上のパスワードを自由に変更できる
- Bluetoothの場合は、接続する機械によっては、ペアリングするためのパスコード(パスワード)を変更することが出来ませんが、WiFi接続の場合は、iphone側でパスワードを自由に変更できるので、セキュリティ上配慮することができる。
- なお、セキュリティに完璧はないので、WiFi接続だから安全ということはありませんで誤解のないように。
デメリット
- 接続先の機械がWiFi機能がないと通信出来ない
- 当たり前の話ですが、テザリングするディバイス(パソコンやタブレットなど)にWiFi通信機能がなければ通信することが出来ません。タブレットであれば、ほとんどWiFi通信機能がありますが、ノートパソコンについては、WiFi通信機能が無いものをあります。
- Bluetooth接続より電力消費が多い
- Bluetoothより通信速度が速いですが、その代償ではありませんが、Bluetoothより電力を多く使います。
電力消費が多いのは、Bluetoothより広いエリアで通信できるように電波を出力しているのも原因です。 - iphoneの電池残量が不安な時には注意が必要です。
- USBケーブル接続に比べ設定がちょっと面倒
- これは、Bluetooth接続にも言えることですが、無線通信ですので、そうしても接続設定が必要になります。
- 接続設定の際に、ネットワークの種別などの設定により、セキュリティが低くなる可能性もありますので、接続設定はよく確認しましょう。
Bluetooth接続(テザリング)のメリットとデメリット
Bluetooth接続で、テザリングしている人はそう多くないと思いますが、
通信する環境(ケース)によっては、WiFi接続より便利な時もありますので、メリットとデメリットを理解しておくといいと思います。
メリット
- 基本的にiphoneだけで通信出来る
- テザリングするディバイス(パソコンやタブレットなど)が、Bluetooth通信機能があれば、他にケーブルなどが不要です。
- テザリングを利用するケースは、外出先が多いと思いますので、iphoneと接続するパソコン・タブレット以外にケーブルなどが必要ないのはメリットですね。
- WiFi接続より電力消費が少ない
- iphone5以降は、電池の持ちも前に比べるとよくなりましたが、やはり、iphoneを利用していて一番気になるのが、iphoneの電池残量ですよね。
Bluetooth接続は、WiFi接続のように広いエリアへ電話を出力していないので、電子消費が少ない。 - セキュリティ上ちょっと有利か?
- セキュリティに完璧は無いので、必ずしもWiFi接続よりセキュリティ上優れているとは言い切れませんが、Bluetooth接続の場合は、通信接続の際に、iphone側にBluetooth接続しようとする機械があると、確認画面が表示されますので、WiFi接続のように、知らぬ間に接続される危険性は少し低いといえますね。
- 尚、一度ペアリング(認証)したBluetooth機器(パソコン・タブレットなど)は、確認画面が表示されませんので、注意が必要です。
- 複数の機械(パソコンやタブレット)と同時にテザリング出来る
- WiFi接続と同様に、一つのiphoneで複数のパソコン・タブレットのインターネット通信するために、テザリング接続することができます。
- 但し、台数が多くなるごとに、通信速度は遅くなるのはWiFi接続と同じです。
デメリット
- 接続先の機械がBluetooth機能がないと通信出来ない
- 当たり前の話ですが、テザリングするディバイス(パソコンやタブレットなど)にBluetooth通信機能がなければ通信することが出来ません。
Bluetooth機能は、タブレットよりパソコンの場合に無いケースがありますので、注意が必要ですね。 - テザリングする時は、近くにiphoneがあることが必要
- WiFi接続よりも、通信出来るエリアが狭いので、テザリングする時には、極力iphoneとテザリングする機械は近くに置く必要があります。
- また、障害物に弱いのもBluetoothのデメリットですね。
- USBケーブル接続に比べ設定がちょっと面倒
- これは、WiFi接続にも言えることですが、無線通信ですので、そうしても接続設定が必要になります。
- Macの場合、人によっては、Bluetooth接続設定にちょっと手こずるかもしれません。(ちゃんと理解していれば、問題なく接続できますよ。)
- ペアリングのパスワードの自由度が低い
- Bluetooth接続する機械によっては、iphoneとBluetooth通信する際に利用するペアリングのパスワードが自動に指定された6~8桁の数字となり、自由に変更することが出来ないケースもあり、セキュリティ上のウィークポイントの一つですね。
USBケーブル接続(テザリング)のメリットとデメリット
メリット
- テザリング接続設定が簡単
- WiFiやBluetoothと異なり、USBケーブルで物理的にiphoneとテザリングするディバイス(パソコンやタブレットなど)を接続するので、接続設定が簡単ですね。
- iphoneの電力消費がほとんどない
- USBケーブルで物理的に接続されているので、機械に接続するための電力がほとんど必要ありません。
- iphoneの充電しながらテザリング出来る
- USBケーブルにiphoneを接続するとiphoneへの充電が始まりますので、テザリングしている間は、WiFiやBluetoothと異なり、電力を消費するどころか、逆にiphoneの充電が行われます。
iphoneの電池残量を気にしながらテザリングしなくていいのは、大きなメリットですね。 - 通信速度が、WiFiやBluetoothより速い
- USBケーブルで物理的にiphoneと接続しているので、無線通信より高速にデータ通信が行えます。
- セキュリティ上、WiFi・Bluetoothより安全
- USBケーブルで物理的にiphoneと接続しているので、無線通信よりセキュリティ上の不安が少ないのもメリットです。
デメリット
- USBケーブルを持ち歩く必要がある
- 巻き取り型のUSBケーブルもありますが、外出時に携行しないといけないのはちょっと不便ですね。いざという時にUSBケーブルを忘れたなんてこも私自身ありましたしね。
- テザリング接続できる機械は1台しか出来ない
- 個人でテザリングする場合には、あまり問題にはならないと思いますが、テザリング出来るのは1台のみとなります。
- 事前にiphone接続のUSBドライバーをインストールしておくことが無難
- MacやiPadなどApple製品なら問題ありませんが、WindowsパソコンやLinuxパソコンなど、USBケーブルを接続しても、iPhone接続用のUSBドライバーがインストールされていないとiphoneが認識されない可能性があります。パソコンがインターネット接続している環境で一度パソコンにiphoneをUSBケーブル接続してドライバーをインストールしておくことをお勧めします。