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iphone ソフトバンクとauの電波の違い

日本でiphoneを選ぼうとすると、一般的には、ソフトバンクとauの二つの携帯電話会社のいづれかを選択することになります。

実は、ソフトバンクのiphoneとauのiphoneでは、使用している通信電波の形式に違いがあります。
ちょっと前に、ソフトバンクがプラチナバンドのCM広告を出していたので、何となく電波に違いがあるのかなと思った人もいたのではないですか。


ソフトバンクとauでは基本的な電波通信形式が異なります

ソフトバンクとauのそれぞれがベーシックな電波通信形式と採用しているのは、
ソフトバンクは、W-CDMAと呼ばれる電波通信形式です。
auは、CDMA2000と呼ばれる電波通信形式を採用しています。

W-CDMAもCDMA2000の形式ともに、3Gと呼ばれる通信形式です。
最近では、ソフトバンクとauともに、4Gの電波通信形式を導入し始めていますが、全国的な利用エリアで見るとまだまだ3Gがメインなのが実態だと思います。

ソフトバンクが採用しているW-CDMA

NTTドコモなども採用している3G通信形式で、NTTドコモやエリクソン社など複数の会社が共同開発した通信形式です。

音声通話をしながら、データ通信ができるという点が特徴です。

auが採用しているCDMA2000

アメリカの通信会社が開発したもので、2G世代の電話通信インフラ(基地局など)から比較的低コストで導入できる通信形式です。

音声通話の通信とデータ通信が区別されているので、データ通信が多くなっても、比較的電話が繋がりやすいという点が特徴です。


3G回線でのそれぞれのデータ通信速度にも、通信形式により以下のような違いがあります。

ソフトバンクのW-CDMA
下りデータ通信速度:最大14.4Mbps 上りデータ通信速度:最大5.7Mbps
auのW-CDMA
下りデータ通信速度:最大3.1Mbps 上りデータ通信速度:1.8Mbps

3G回線での理論上のデータ通信速度ですので、このまま単純には比較することができませんが、3Gのデータ通信速度的には、ソフトバンクですね。
但し、現在では、両社とも4G回線に移行しつつありますので、あくまでも参考としてご理解ください。

auのiphoneは電話しながらデータ通信が出来ない

auのiphoneが電話しながら同時にデータ通信出来ない点は、
4G回線に代わっても今のところ改善されていません。
今の4G回線は、音声通話とデータ通信の同時通信は出来ないからです。

4G回線で音声通話とデータ通信の同時通信は出来ないのは、ソフトバンクもauも同じです。
でも、ソフトバンクのiphoneは、音声通話とデータ通信の同時使用ができるのはなぜなのでしょうか?
それは、ソフトバンクは、4G回線接続中に音声通話とデータ通信の同時通信をする場合は、
自動的に3G回線に接続しなおして通信を行っているからです。
3G回線なら、ソフトバンクはW-CDMA形式なので音声通話とデータ通信の同時通信が可能になるからです。


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