iMessageは、設定によって送信者にあなたのApple IDが知られてしまいます
category:SMSMMSメッセージ(メール) | Posted by: | 更新日:2020年8月4日 公開日:2019年5月16日 |
iPhoneを使用している皆さんの中には、Appleが提供しているiMessageを知らず知らずのうちに使用している人もいると思います。
iMessageは、携帯電話会社の提供しているSMSやMMSと違って、基本的に無料で利用できるのでとても便利なメッセージサービスなのでアイフォーンビギナーズも利用しています。
でも、設定に気を付けないと、あなたの利用しているApple IDが知られてしまう可能性があることをご存知ですか?
先日、「教えてもいないのに知人から自分のApple IDを言われたのですが、もしかして、自分のApple IDの情報が漏洩しているじゃないかと心配なんですが?」と相談されたことがあります。
iMessageのアドレス設定の内容によっては、iMessageでメッセージを送信すると、受信者にあなたのApple IDが送信される場合があります。
- 目次・メニュー
- 1.iMessageの「新規チャットの発信元」にApple IDを設定してあると送信相手にApple IDが送信される
- 2.Apple IDを知られたくない場合には、iMessageの「新規チャットの発信元」は、携帯電話番号のみ設定する
iMessageの「新規チャットの発信元」でApple IDを設定してあると送信相手にApple IDが送信される
結論から言うと、iMessageの設定項目の「新規チャットの発信元」で携帯電話番号以外に、Apple IDを設定してある場合には、iMessageでメッセージを送信すると、送信先にあなたがiMessageの「新規チャットの発信元」に設定してあるApple IDのメールアドレスが送信されます。
これは、あなたの送信したiMessageの送信者情報として、あなたのApple IDのメールアドレスが相手側に送信されるためです。
受信者側で、メッセージアプリで受信画面で、連絡先にあなたの情報を新規登録すると、Apple IDが登録されます。そのために、送信した相手は、あなたのApple IDのメールアドレスを知っているというわけです。
Apple IDを知られたくない場合には、iMessageの「新規チャットの発信元」は、携帯電話番号のみ設定する
Apple IDのメールアドレスが知られても、サインインするパスワードが知られなけらば、Apple IDにサインインされることもありません。
また、2ファクタ認証を設定してあれば、万が一、Apple IDのパスワードが漏えい(または推測されて)しまった場合でも、2ファクタ認証であなたが認証しなければ、Apple IDにサインインされる危険性が低いので、必要以上に、Apple IDのメールアドレスが知られたことを気にする必要がありません。
(尚、2ファクタ認証を設定してあっても、あなたのiPhoneが盗まれて、2ファクタ認証の送信先が盗まれたiPhoneに設定してあった場合には、2ファクタ認証もクリアされる可能性があります。)
それでも、Apple IDが知られるのは嫌だと思う人は、以下の操作で、iMessageの「新規チャットの発信元」の設定を携帯電話のみに設定しておきましょう。
設定アプリを開く
ホーム画面の設定アプリアイコンを指でタップして設定アプリ画面を開きます。
2.メッセージ設定画面を開く
設定アプリ画面を指で上にスワイプしていくと「メッセージ」項目が表示されますので、そこを指でタップしてメッセージ設定画面を開きます。
送受信設定画面を開く
送受信という項目を指でタップして、送受信設定画面を開きます。
新規チャットの発信元を携帯電話番号以外はチェックを外す
「新規チャットの発信元」欄で、携帯電話番号を指でタップして、付いているチェックを外します。
ここでチェックを入れたアドレスは、iMessageを送信すると相手のiPhoneやiPadのメッセージアプリの送信者のインフォメーション画面で表示されます。
「新規チャットの発信元」を携帯電話番号のみに設定することで、iMessageの送信で、あなたのApple IDのメールアドレスが送信先に送信されなくなります。
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