Siriとの連携がApple製以外のアプリに開放された-iOS10新機能
category:iOSについて | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2016年10月21日 |
iOS10では、Siriと連携できる「SiriKit」と呼ばれるAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)が公開されました。
SiriKitの公開により、iOS9まではApple製の一部のアプリしかつかうことのできなったSiriが、Apple製以外のアプリでも利用することが出来るようになりました。
Siriが利用できるアプリについて
SiriKitと呼ばれるAPI(アプリの連携機能)でSiriが利用できるようになるアプリは、つぎのようなアプリです。
- メッセージの送受信を行うアプリ
- テキストの入力や、受信したテキストの読み上げにSiriを利用することが可能になりました。
- iOS10のアップデート当初からSiriとの連携がされるメッセージアプリとしては、WhatsApp、Wechatなどがあります。
- 電話通信アプリ
- iOS10では、標準アプリの電話アプリがVoIP連携したことにより、標準以外の電話通信アプリの利用が出来るようになりました。そして、そのような電話通信アプリでも、Siriを利用することが可能になりました。
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- VoIP連携した電話通信アプリ
- SkypeやVonageなどのアプリで電話発信や着信で利用できるようになります。
- エクササイズアプリ
- エクササイズの開始や終了などでSiriが利用できるようになります。
- MapMyRunやRuntasticなどが、iOS10のアップデートから連携するとアナウンスしています。
- CarPlayアプリ
- 標準アプリでありませんが、Apple製のCarPlayアプリでもSiriが使えるようになります。
- タクシーなどの配車アプリ
- iOS10アップデート当初は、中国のDidiChuxingアプリやヨーロッパのmyTaxiアプリとなりますが、Siriを使ってそれぞれのアプリ経由でタクシーを呼ぶなんてことも出来るようになります。
上記のアプリは、あくまでもiOS10が公開当初からSiriと連携されると思わるアプリです。
SiriKitが公開されたことにより、音声の認識やテキストの読み上げの機能として、これから様々なアプリでSiriが使えるようになります。ちょっと楽しみですね。
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