VISAカードが日本国内でのApple Payに対応しました
category:Apple Pay | Posted by: | 更新日:2021年6月23日 公開日:2021年5月18日 |
VISAカードは、今まで日本国内発行のクレジットカードでは、Apple Payに対応していませんでした。それが、2021年5月11日から一部のVISAカードからですが、日本国内発行のVISAカードでもApple Payの対応が開始されるようになりました。
今まで日本国内発行のVISAブランドのクレジットカードは、Walletアプリに登録してもSuica・PASMOへのチャージや、アプリ上やWeb上での支払いは行うことが出来ませんでした。(Walletアプリに日本国内発行のVISAカードを登録した場合、店頭でiD支払いのみしかできませんでした。)
そのため、VISAカードでSuicaやPASMOにチャージをする場合には、SuicaアプリやPASMOアプリにVISAカードを登録クレジットカードとして登録して、Suicaアプリ・PASMOアプリからチャージをする必要がありました。
しかし、これからは、マスターカードなどの他のクレジットカードと同様にWalletアプリからSuica・PASMOにチャージすることが出来るようになります。
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Apple Pay対応の日本国内VISAカードの一部は未対応
日本国内発行のVISAカードがApple Payに対応開始しましたが、2021年5月11日開始時点では、全ての日本国内発行のVISAブランドのクレジットカードがApple Payに対応したわけではありません。開始時点で、Apple Payに対応しているのは、次のVISAブランドのクレジットカードとなります。
- アプラス発行のVISAカード
- SMBCファイナンスサービス発行のVISAカード
- NTTドコモ発行のVISAカード
- エムアイカード発行のVISAカード
- クレディセゾン発行のVISAカード
- ジャックス発行のVISAカード
- 三井住友カード発行のVISAカード
- 楽天カード発行のVISAカード
上記以外のVISAカードをWalletアプリに登録してもApple Payとしてチャージなどを行うことは出来ません。
既にWalletアプリにVISAカードを登録している場合には最設定が必要
あまりいらっしゃないと思いますが、2021年5月11日以前にWalletアプリにVISAブランドのクレジットカードを登録している場合には、そのVISAカードが今回ApplePay対応になっている場合でも、そのままでは、Apple Pay対応とならないことがあります。
Walletアプリに登録してあるVISAカードの情報画面でVISAのディバイスアカウント番号欄に、VISAの番号が表示されていない場合(iDの番号のみ表示)には、Apple Pay未対応の状態となっています。
VISAカードの再設定方法
Walletアプリの登録してあるVISAカードでVISAのディバイスアカウント番号は未登録の場合には、次の操作手順でVISAカードのApple Pay再設定を行います。
- VISAカードを削除する
- VISAカードの情報画面の画面下に表示されている「このカードを削除」をタップしてVISAカードを削除します。
- WalletアプリにVISAカードを追加登録する
- Walletアプリ初期画面の右上の追加アイコンをタップして、カード登録画面を表示させVISAカードを追加登録を開始します。
- VISAカードの追加登録は、通常と同様にカメラでVISAカード表側を映しておこないます。
- 尚、すぐに、セキュリティコードの入力画面のみ表示される場合には、表示されている「ほかのカードを追加」をタップして、カードの追加登録を行います。
以上の再設定を行うと、VISAカードの情報画面のディバイスアカウント番号欄にVISAの番号は表示されて、Apple Payとして利用することが出来るようになります。
VISAタッチ支払いをする場合には注意が必要
日本国内の場合、Walletアプリにクレジットカードを登録してコンビニエンスストア等の店頭レジで支払いを行う場合でApple Payを選択するとQuickPayまたはiD支払いとなります。
QuickPayまたはiDになるかは、そのクレジットカードによります。(クレジットカードの表または裏にiDまたはQuickPayのマークが表示されています。)
そのため、Walletアプリに登録したApple Pay対応のVISAカードを店頭レジでApple Pay支払いでとお願いすると、iD決済支払いとなります。(VISAカードの場合iD決済がほとんど)
VISAカードでApple Pay支払い出来るので、別に問題ではないのですが、VISAカードは、VISAタッチというiD決済支払と別の非接触対応決済(支払い)方式を提供しています。
VISAタッチ決済をする場合の注意点
- 店頭の有人レジの場合
- 「VISAタッチ支払いで」と言ってから、タッチセンサーにiPhoneとタッチします。
- セルフレジや自販機等の場合
- 支払い選択では、Apple Payを選択せずに、クレジットカード支払いまたはVISAタッチ決済を選択してから、タッチセンサーにiPhoneをタッチします。
Walletアプリに登録したVISAカードの場合、Apple Pay支払を選択すると、VISAタッチではなくiD決済支払いとなります。どちらでも金額的には同じで問題はないのですが、iD支払いすると、VISAタッチキャンペーンの対象にならないので、キャンペーンを気にしている人は注意が必要です。
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