「iPhoneを探す」をオフに出来ない原因とその解決方法
category:Apple ID | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年3月1日 |
ここでは、「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない原因とその解決方法をご紹介しています。
普段はあまり気にすることの無い「iPhoneを探す」機能ですが、iCloudからサインアウトする時や、iPhoneを初期化する時になって、「iPhoneを探す」機能をオフに出来なくなって困ってしまうことがあります。
「iPhoneを探す」機能は、iPhoneを探すという機能だけでなく、盗難時のセキュリティ機能(アクティベーションロック機能)も兼ねているので、正しい方法以外では、簡単にオフにすることが出来ないようになっています。
携帯電話会社での機種変更のキャンペーンのiPhoneの下取りは、多くの場合「iPhoneを探す」機能をオフにしていない(アクティベーションロックがかかっている)場合には、下取りが拒否されます。
下取り拒否されないためにも、「iPhoneを探す」機能をオフにする方法を理解しておきましょう。
1.「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない場合の原因
「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない原因は、主に次の4つが多いですね。
- Apple IDの登録メールアドレスを変更してしまった
- iPhoneが圏外
- iPhoneの通信状態が不安定
- AppleのiCloudの機能に不具合がある
1.iCloudをサインアウトせずに、Apple IDの登録メールアドレスを変更すると「iPhoneを探す」は、オフに出来ない
「iPhoneを探す」機能をオフ出来ないと困っている人の多くは、このiCloudをサインアウトせずに、Apple IDの登録メールアドレスを変更してしまったケースではないでしょうか?
「iPhoneを探す」機能は、iCloudの中で提供されている機能です。
そのため、「iPhoneを探す」機能をオフにするには、iCloudでサインインしているApple IDとパスワードを入力する必要があります。
ところが、icloudをサインアウトせずに、icloudのサインインで使用しているApple IDの登録メールアドレスを変更してしまうと、「iPhoneを探す」機能をオフにすることが出来ないという事態に陥ります。
Apple IDは、登録めiCloudにサインインして「iPhoneを探す」機能をオン(有効)にした時のApple IDと、変更されたApple IDが異なるため、「iPhoneを探す」機能をオフにすることが出来ないという事態に陥ります。
iOS10以降のiPhoneの場合には、iCloudをサインアウトせずに、Apple IDを変更しても、新しく登録したApple IDの正しいパスワードを入力すれば、「iPhoneを探す」機能をオフにできるように変更されています。
解決方法
iOS9以前のiOSを使用しているiPhoneの場合には、次の二つのいずれかの方法で、「iPhoneを探す」機能をオフにすることが出来ます。
- iOSを10以上のバージョンにバージョンアップする
- iOS10以降のバージョンにすると、変更前のApple IDのメールアドレスに戻さなくても、新しいApple IDの正しいパスワードを入力すれば、「iPhoneを探す」機能をオフに出来ます。
- Apple IDを一旦、前のメールアドレスに戻す
- safariアプリでApple IDアカウントページにアクセスして、Apple IDの登録メールアドレスを一旦、変更前の古いメールアドレス(「iPhoneを探す」をオフにする時に表示されるApple ID)に戻します。
- その後、「iPhoneを探す」をオフにする画面で、現在設定されているApple IDのパスワードを入力すれば、オフにすることができます。
2.iPhoneが圏外のため、「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない
「iPhoneを探す」機能の設定は、iPhone内部の設定だけでなく、iCloudサーバーにも設定がされています。
そのため、iPhoneが圏外の場合には、iCloudサーバーにアクセスすることが出来ず、「iPhoneを探す」をオフにすることが出来なくなります。
この場合には、iPhoneがモバイル回線または、Wi-Fi回線に接続できる場所に移動します。
3.iPhoneの通信状態が不安定で、「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない
Apple IDの登録メールアドレスも変更していないし、iPhoneのアンテナも圏外でないのに、「iPhoneを探す」機能をオフに出来ない場合には、iPhoneの通信状態が不安定なことが原因の場合があります。
圏外でもないのに、「iPhoneを探す」をオフにしようとすると接続エラーが表示される場合には、Wi-Fi接続の切り替えが頻繁に起きる場所で、iPhoneの通信が安定しないことが主な原因です。
最近では、街中に携帯電話会社の提供しているWi-Fi接続スポットが多くあり、街中の接続可能なWi-Fiスポットの接続ポイントが切り替わる周辺にいると、Wi-Fi接続が頻繁に切り替わり通信状況が不安定になり、「iPhoneを探す」をオフにしようとすると接続エラーが表示されることがあります。
この場合には、まず、Wi-Fi接続をオフにして、モバイル通信のみにして「iPhoneを探す」をオフにしてみましょう。
AppleのiCloudの機能がサービスダウンしていて「iPhoneを探す」をオフに出来ない場合があります。
あまり無いことではありますが、まれに、AppleのiCloudの機能がサービスダウンしていて「iPhoneを探す」をオフに出来ない場合ばあります。
特に、iOSが大きく変更されたメジャーバージョンアップの後等は、AppleのiCloudサーバーに不具合が発生して、一時的に、iCloudの機能がサービスダウンすることがあります。その時には、icloudサーバーに接続することが出来ず、接続エラーが表示されることがあります。
この場合には、iCloudの機能が正常に戻るのを待つしかありません。
尚、icloudの機能の状況は、ユーザーが確認することができます。iCloudの機能状況を確認する方法は、こちらのページをご覧ください。