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VISAカードをApple Payに登録した場合の機能について

ここでは、VISAカードをApple Payに登録した場合の機能についてご紹介しています。


iPhone7が発売され、日本でもApplePayに本格的に普及されたころ、VISAカードは、ApplePayに対応していないという噂が流れました。

実際には、VISAカードもApplePayに対応しているのですが、他のクレジットカードとちょっとだけ機能が異なるために、VISAカードは、ApplePayに未対応(対応していない)と誤解されたようです。

ApplePayに対応していない日本で発行されている主なクレジットカードは、ほとんど無いとは思いますがJCBやマスターカードなどの国際ブランドの付いていないクレジットカードと、ダイナーズクラブのクレジットカードです。(2018年1月時点)





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VISAブランドのクレジットカードでも発行会社の国によって機能は異なります
日本のVISAブランドのクレジットカードは、iOSのアプリ内での料金やアイテム購入の支払いには利用できない
日本のVISAブランドのクレジットカードは、ApplePayのsuicaにはチャージすることは出来ない


VISAブランドのクレジットカードでも発行会社の国によって機能は異なります

ApplePayへのクレジットカードの対応は、クレジットカードを発行している会社の本社の国によって異なります。

同じVISAブランドのクレジットカードでも、アメリカで発行したVISAブランドのクレジットカードと、日本で発行したVISAブランドのクレジットカードでは、ApplePayで利用できる機能に次のような差があります。

アメリカで発行されたVISAブランドのクレジットカード
ApplePayの機能で特に制限はありません。
日本で発行されたVISAブランドのクレジットカード
ApplePayの一部の機能は利用することは出来ません。

これは、VISAブランドのクレジットカードを運営している単位が大まかにいうと国ごとに異なるからです。(地域によっては、一つの管理会社で複数の国の範囲を運営しているところもあります。)






日本のVISAブランドのクレジットカードは、iOSのアプリ内での料金やアイテム購入の支払いには利用できない

ApplePayの機能は、大きく、次の二つに分けることが出来ます。

街中などのリアル店舗でのApplePay(電子マネー)による支払い
iPhoneのAppStoreやiTunesStoreでのApplePayによる支払い
AppStoreやiTunesStore以外にも、iOSのアプリ内での料金支払いや、SarariアプリでのApplePay対応のWebサイトでの料金支払いなど

大まかにいうと、ApplePayには、「街中のリアル店舗での支払い」と「オンラインでの支払い」の二つの支払い機能があります。


日本のVISAカードは、「街中のリアル店舗での支払い」は出来るが、「オンラインでの支払い」は出来ない

Walletアプリに日本で発行されたVISAブランドのクレジットカードをApplePayとして登録すると、発行しているクレジットカード会社によって、街中でApplePayの支払いとして利用できる後払い方式の電子マネーのid(アイディ)またはQuicPay(クイックペイ)のどちらかが登録されます。

これにより、VISAブランドのクレジットカードは、街中のお店でApplePay対応またはid対応、QuicPay対応マークのあるお店で商品やサービスの料金をApplePayで支払いすることが可能になります。


一方、AppStoreなどのオンラインでApplePayでの支払いは、日本のVISAカードは非対応となります。

WalletアプリにApplePayとして登録されていても、オンラインでの支払い画面には、日本のVISAカードは表示されません。そのため、支払するApplePayのカードとして選択して支払いを行うことは出来ません。

このことを理解していないと、人によっては、「登録してあるApplePayのVISAカードが表示されない」と慌てたり、問合せをしたりする人もいるかと思います。


尚、アメリカなど日本以外の国で発行されたVISAカードは、オンラインでのApplePay支払いに使用することはできます。

クレジットカード番号で、発行カード会社が識別されているため、日本で購入したiPhoneでも、アメリカで発行されたVISAカードはオンラインでのApplePay支払いを利用することが出来ます。






日本のVISAブランドのクレジットカードは、ApplePayのsuicaにはチャージすることは出来ない

先程、ご紹介したように、日本で発行されたVISAカードは、ApplePayのオンラインでの支払いには対応していませんので、ApplePayに登録したsuicaへのチャージも行うことは出来ません。

ApplePayに登録したsuicaへのチャージは、オンラインでの使用となります。


VISAカードは、suicaアプリを利用するとApplePayのsuicaにチャージすることが出来る

Walletアプリに登録したVISAカードでは、ApplePayのsuicaにチャージすることは出来ませんが、suicaアプリを利用することで、日本で発行されたVISAカードもApplePayに登録したsuicaにチャージすることが出来ます。

auユーザーの場合には、auウォレットプリペイドカード経由でVISAカードからApplePayのsuicaにチャージすることも可能です。

suicaアプリを利用してVISAカードでsuicaにチャージする方法は、こちらのページをご覧ください。




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