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キーボードの予測変換機能設定をオフにしても日本語予測変換機能はオフにならない

ここでは、iPoneのキーボード設定の項目にある予測変換機能のオン・オフの設定と日本語入力との関係について、ご紹介しています。


iPhoneなどのiOS機器のキーボードの予測変換機能とは、ユーザーがキーボードから入力した文字と確定した単語を記憶しておき、次にユーザーが単語を入力しようと文字を入力したときに、全てを入力する前に、今まで入力した単語を入力候補として表示して、ユーザーの文字入力をサポートする機能です。

インターネットのグーグルやヤフーの検索ページでも同じような予測変換機能がありますね。


この予測変換機能は、とても便利な機能である一面、間違えて入力した単語も記憶していて間違って変換した単語が表示されたり、途中まで同じだけど違う文字を入力する時にいちいち以前に入力した文字が候補として表示されるので、予測変換機能を無くしたいと思う人もいると思います。


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iOSのキーボード設定画面の予測変換設定は、日本語には対応していません

iOSの設定アプリのキーボード設定画面を見ると、予測という設定項目があります。

予測の設定をオフにすれば、予測変換機能がオフ(無効)になると思われますが、予測変換機能がオフ(無効)になるのは、英語の入力のみとなります。


予測設定の枠の上に小さく英語と表示されているので、この枠内の設定は、英語キーボードの時のみ有効になる設定となります。



iOSの標準キーボードでは日本語の予測変換をオフにすることは出来ません

先程、ご紹介したように、iOS12の標準の日本語キーボードでは、予測変換機能をオフにすることはできません。

そのため、友人や家族にiPhoneを一時的に貸す時に、キーボードが記憶している自分が入力した単語を見られると恥ずかしいので、見られたくないと思われる人は、貸す前に、キーボードの変換学習をリセットするしか方法はありません。

尚、キーボードの変換学習をリセットすると、今までキーボードが学習してきた入力された日本語が全て削除されます。

日本語入力の変換学習がゼロから始まることは、理解しておきましょう。


iOS標準以外の日本語入力キーボードで予測変換のオフに出来るものはATOKくらい

iOS8からiOS標準以外のキーボード入力(サードパーティキーボード)を利用できるようになりました。

今では、日本語入力の出来るキーボードもいくつか提供されています。

iOS用のサードパーティキーボードで有名なのは、ジャストシステムが販売しているATOKですね。

今の若い人は知らないと思いますが、ジャストシステムは、ひと昔前は「日本語の文章をパソコンで作成するといったら、ジャストシステムの一太郎でしょ」と言われるくらい日本語の入力機能が優れたソフトを販売しています。その優れた日本語入力機能をiOS用にしたのがATOKキーボード(ATOK for iOS)です。

ATOKのバージョンが1.5.0以上であれば、日本語学習機能のオンオフを設定することが出来ます。




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