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標準アプリ以外のアプリをデフォルトのメールとブラウザとして使用することが可能-iOS14の新機能

iOS14からは、メールアプリとインターネットを閲覧するブラウザアプリについて、標準アプリ以外のApp(アプリ)をデフォルトアプリとして設定して使用することが可能になりました。

iOS13までは、メールアプリとブラウザアプリについては、AppStoreからダウンロードした標準アプリ以外のアプリを使用することは可能でしたが、iOSのデフォルトアプリとして設定することは出来ませんでした。


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1.iOS14で標準App以外をデフォルトAppに設定可能になったもの

iOS14で標準App以外のAppをデフォルトAppに設定できるようになったのは、次の二つの種類のApp(アプリ)です。

  • メールアプリ(Mail App)
  • ブラウザアプリ(WebBrowser App


基本的にAppStoreでダウンロード出来るアプリ(App)は、デフォルトAppとして設定できるようですが、一部のアプリではまだiOS14に完全対応していないためか設定画面に表示されないものもあるようです。

そのようなAppもAppのアップデートによって、順次設定可能になると思います。(SleipnirなどはiOS14リリース当初は表示されませんでしたが、現在はデフォルトAppに設定可能になっています。)



2.デフォルトAppに設定すると便利になること

iPhoneビギナーの人の中には、メールアプリとWebブラウザアプリが標準アプリ以外にデフォルト設定できると何が便利になるの?と思われる人もいると思います。

デフォルトAppに設定できるメリットで一番わかりやすいのは、次のようなケースですね。


WebBrowser(ウェブブラウザ)アプリ

受信したメール文の中にURLがあった場合、iOS13までは、デフォルトのWebBrowserAppはSafariアプリ固定だったので、メール文のURLを指でタップすると、Safariアプリでそのページが表示されました。

Safariの操作性を気に入っている人はいいのでしょうが、タブ画面の操作性やパソコンとのブックマーク同期の理由から、ChromeやFirefoxをメインで使用している人にとっては、普段使っていないSafari画面が表示されるので、なんでChormやFirefoxで開かないだよと思っちゃう人もいると思います。

これが、iOS14からは自分のメインで使用しているWebBrowserアプリをデフォルトAppとして設定できるので、そんな事も無くなります。


MailApp(メールアプリ)

Webアプリで問合せアイコンなどを指でタップした場合、iOS13までは、標準のメールアプリで新規メール画面が開き、宛先が自動挿入されます。

iPhoneで標準メールアプリ以外を使用している人の場合、このまま標準メールアプリで問合せを行うと、メインで使用しているメールアプリに送信履歴が残りません。そのため、人によっては、開いた新規メール画面の宛先メールアドレスをメインで使用しているメールアプリにコピーして、メールを送信するなどしているケースもあります。そんな人にとっては、標準メールアプリ以外のメールアプリをデフォルトAppとして設定できるのとても大きなメリットです。




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