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2ファクタ認証とは

2ファクタ認証について、ご紹介しています。


2ファクタ認証とは、iOS9から導入された機能で、簡単に言うと、Apple IDの2段階認証のことです。

2ファクタ認証は、必須項目ではなく、利用者の設定を有効にすることによって利用する認証方式なのですが、iOS10.3にアップデートした後に、Appleからユーザーへ利用推進するため、通知センターに設定アプリからの通知として、「2ファクタ認証」が表示されるようになったので、何にこの2ファクタ認証って思われている人もいるかもしれませんね。


尚、2ファクタ認証と似た機能に2ステップ確認という機能があります。2ファクタ認証と2ステップ確認は異なる機能となります。2ファクタ認証と2ステップ確認の違いについては、こちらのページをご覧ください。


Appleの2ファクタ認証の仕組み・概要

2ファクタ認証の仕組みを簡単にご紹介すると、次の様になります。

初めてiPhoneなどのディバイスでiCloudやApple IDにサインインする時に、Apple IDとパスワードを入力した後に、Appleから送信されてくる確認コード(6桁の数値コード)を入力しないとiCloudやApple IDにサインインできないようにする仕組みです。

Appleから送信されてくる確認コードは、事前に本人が登録したSMSメッセージアドレス宛または電話番号宛となるので、仮に、Apple IDとパスワードが他人に漏えいしても、本人以外の人が、他のiPhoneなどのディバイスで知りえたApple IDとパスワードでApple IDやiCloudにサインインしようとしても、確認コードが入力できないので、本人以外にはアクセスできないようになります。

2ファクタ認証_確認コード入力画面




2ファクタ認証を利用するには設定が必要

2ファクタ認証は、利用が必須ではなく、あくまでもユーザーが設定を有効にして利用する認証サービスとなります。

必須ではありませんが、Apple IDを安全に利用するには、2ファクタ認証を有効に設定して利用することをお勧めします。

2ファクタ認証は、Apple ID毎に設定を行う必要がありますので、あまりいらっしゃらないとは思いますが、iCloudとApp Storeで別々のApple IDを使用している場合には、Apple ID毎に2ファクタ認証の設定が必要になります。


2ファクタ認証を有効設定するには、iOS9以降の機器または、OS X EI Capitan以降のMacパソコンが必要

2ファクタ認証は、iOS9から提供されているサービスなので、2ファクタ認証を有効設定するためには、iOS9以降のiPhoneなどのiOS機器か、OS X EI Capitan以降のMacパソコンから行う必要があります。

WindowsパソコンのiCloud用アプリの「Windows for iCloudアプリ」では、2ファクタ認証の設定を行うことはできません。

もう少し詳しい2ファクタ認証の機能と特徴については、こちらのページをご覧ください。

2ファクタ認証の設定方法については、こちらのページをご覧ください。




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