iPhoneに登録したsuicaはオートチャージが引き継がれません
category:suicaの使い方 | Posted by: | 更新日:2021年6月23日 公開日:2018年9月4日 |
オートチャージ設定されている既存をsuicaをApplePayに登録する場合には、少しだけ注意する点があります。
それは、次の2点です。
- オートチャージ設定のクレジット機能付きの既存suicaカードはApplePayには登録出来ない
- 設定されていたオートチャージ設定はリセットされる
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- オートチャージ設定のクレジット機能付きの既存suicaカードはApplePayには登録出来ない
- suicaを登録すると設定されていたオートチャージ設定はリセットされる
- ApplePayにsuicaを取り込むオートチャージ設定がリセットされる理由
- ApplePayのsuicaでオートチャージを利用するにはsuicaアプリで設定が必要
オートチャージ設定のクレジット機能付きの既存suicaカードはApplePayには登録出来ない
既存のsuicaカードでクレジット機能付きのsuicaカードは、ApplePayとしてWalletアプリに登録することは出来ません。
ApplePayでは、クレジットカードとプリペイド式のsuicaカードは、別々に管理登録されているので、クレジットカードとsuicaが一体になったビューカードが発行しているクレジット機能付きのsuicaカードは、ApplePayに登録することができません。
Walletアプリでクレジットカードと一体になったsuicaカードを登録しようとすると、クレジットカードとして登録され、suicaとしては登録することは出来ません。
ビューカードでsuicaと一緒に、ApplePayに登録して利用する方法は、こちらのページをご覧ください。
suicaを登録すると設定されていたオートチャージ設定はリセットされる
通勤・通学や営業で、suicaを利用している人の中には、利用しているsuicaにオートチャージを設定して利用している人も多いことでしょう。
お手持ちの既存のsuicaをiPhoneのApplePayに登録する際に注意しないといけないのが、既存のsuicaに設定されていたオートチャージ機能は、iPhoneのApplePayに取り込みを行うとリセットされ、オートチャージ設定が無い状態になります。
ApplePayにsuicaを取り込むとオートチャージがリセットされる理由
なぜ、ApplePayに既存のsuicaカードを取り込んだ場合に、それまで設定してあったオートチャージ設定が無効になるかというと、それは、ApplePayのsuicaの識別番号が異なるからです。
ApplePayにsuicaを取り込むとsuicaの識別番号が変わる
suicaを電子センサーにかざした時に読み取っているのが、suicaの識別IDです。
このsuicaの識別IDは、suicaカードに埋め込まれているフェリカICチップというマイクロチップ(ICチップ)に書き込まれている番号を利用しています。
iPhoneに取り込む前のsuicaカードとiPhone本体に埋め込まれているフェリカICチップは異なるため、お手持ちのsuicaカードをiPhoneにApplePayのsuicaとして取り込むと、取り込む前のsuicaの識別IDとは別の識別IDが割り当てられます。
suicaの識別IDが変わるため、オートチャージで設定されている識別IDと異なり、オートチャージされません。
suicaのオートチャージ機能は、オートチャージの出来るクレジットカードとオートチャージされるsuicaの識別IDを連携して実現しています。
suicaをiPhoneのApplePayに取り込むと、先程ご説明したようにそれまでのsuicaの識別IDとは、違うsuica識別IDとなるので、オートチャージは引き継ぎされず、オートチャージされません。
尚、suicaをiPHoneに取り込むと取り込む前のsuicaは無効となり使用できなくなります。suicaの管理サーバーに、今まで使用していたsuica識別IDは無効処理がされsuicaとしての機能が無くなっていますので、オートチャージされることはありません。
ApplePayのsuicaはあらためてオートチャージの設定をする
既存のsuicaカードをApplePayのsuicaとして取り込んだ場合、オートチャージ機能を利用するには、あらためてオートチャージの設定を行う必要があります。
カード型のsuicaの場合には、オートチャージ設定をするには、JRの駅構内にある「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」のATM機械で行いましたが、「VIEW ALTTE」に設置されているATM機器では、カード型のsuicaしか認識することが出来ません。ApplePayのsuicaの場合には、「VIEW ALTTE」では設定することは出来ません。
ApplePayのsuicaのオートチャージ設定は、suicaアプリで行う
現在、ApplePayのsuicaにオートチャージ設定するには、iPhoneにsuicaアプリをインストールして、suicaアプリ画面で行う必要があります。
最近では、JR東日本の駅改札にApplePayのsuicaも認識する置き型の券売機等も設置され始めていますが、まだ、「VIEW ALTTE」のATM機で置き型のタイプは設置されていないため、suicaアプリでオートチャージ設定を行います。
ApplePayのsuicaにオートチャージを設定する方法は、こちらのページをご覧ください。
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