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iCloudからサインアウトしてもiCloudに保存されているバックアップは削除されない

iCloudからサインアウトしてもiCloudに保存されているバックアップは削除されません。


こんなことを書くと「そんなの当たり前でしょ。だから、iPhoneの機種変更の時のデータ移行にiCloudに保存したバックアップファイルが利用できるんだから。」と言われると思います。

では、なんで、こんなことを書いているかというと、新しい機種にデータ移行した後、ユーザー自ら削除しないと、iCloudに保存されている古い機種のバックアップファイルは削除されずに、ずっと、iCloudストレージの記録領域に保存されています。





新しい機種にデータ移行した後の古いiOS機器のiCloudバックアップは、データ移行がちゃんとされていれば不要なんです。復元する可能性の無い古い機種のiCloudバックアップファイルは、無駄にiCloudの記録領域を消費しているだけなのです。




1.iCloudに保存されたバックアップファイルは、ユーザーが削除しないと基本的に保存されつづけます

iCloudのバックアップで自動的に削除されるケースは、次のケース以外では、基本的に自動で削除されることはありません。

同じiOS機器のバックアップを新たに保存した時
iCloudのバックアップは、世代管理をしていて、二つ前までのバックアップがicloudストレージ上に保存されます。新しいバックアップが保存される時に、3つ前のバックアップが自動的に削除されます。





2.180日間経過したバックアップは、削除される可能性がある

あまり知られていないことですが、icloudのバックアップは、保存されてから180日間を経過した場合には、Appleによって削除される可能性があります。

iCloudにサインインする際に表示されるiCloudの利用規約の「機能およびサービス」の「バックアップ」のところに

「デバイスが180日間iCloudについてバックアップをしていない場合、Appleは、そのデバイスに関連するバックアップの一切を削除する権利を留保します。」

と規定されています。

ただ、利用規約には、「削除する権利を留保します。」と書かれていますが、削除されますとは書かれいませんので、180日間経過したバックアップは削除される可能性があるだけで、必ず削除されるわけではありません。

180日経過したバックアップがずっと保存されているケースもあるということです。

icloudバックアップの保存されるストレージ領域は、無料で利用できるのは5GBまでですので、不要なバックアップが残っているとむだに記憶領域が消費されます。




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