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iCloudのバックアップが削除できない時の対処方法

ここでは、iCloud(アイクラウド)に保存されているiPhoneのバックアップが削除できない原因と削除できない時の対処方法をご紹介しています。


iCloudで使用できる容量には制限があるため、容量不足で新しいiCloudのバックアップが保存できないので、不要な古くなったiPhoneのバックアップを削除することがあります。

しかし、正しい方法でiCloudの古いバックアップを削除しようとしても、「バックアップを削除できません(現在、このバックアップは削除できません。)」と表示されると、iCloudのバックアップは削除することが出来ないことがあります。


前回は、同じ操作でiCloudのバックアップが削除できたので、操作が間違っていないと思うのに、エラーメッセージには、削除できない原因も表示されていないので、「なんで、今回は、バックアップが削除されないだ」と途方に暮れる人もいると思います。

正しい削除方法を行っても、iCloudのバックアップを削除できないには、複数の原因が存在します。ここでは、iCloudのバックアップデータが削除できない原因ごとに、解決方法をご紹介しています。


iCloudのバックアップが削除できない原因とその対処方法




1.iCloudのバックアップの復元や、iCloudバックアップの作成を48時間以内で行っていませんか?

iCloudで使用しているApple IDで、48時間以内にiCloudのバックアップの復元や、バックアップの作成を行った場合は、どうも、iCloudバックアップに使用中のロックが掛かり、削除することが出来なくなるような仕組みになっているようです。


対処方法

iCloudの自動バックアップがされない状態にiPhoneをして、48時間後に、iCloudの不要なバックアップを削除を行います。


2.iCloudのApple IDで他の機器を使用していませんか?

iPhone以外にiPadやMacパソコンを利用している人の場合、全ての機器に同じApple IDでiCloudを使用してることがあります。そのような人の場合、iPhoneからiCloudのバックアップを削除しようとしても、iPadなどがiCloudの自動バックアップされている可能性もあります。

同じApple IDでiCloudのバックアップが作成中の時には、そのApple IDで作成されたiCloudのバックアップファイルは、削除することができません。


対処方法

この場合の対処方法は、ご自分がiPhoneとiPadをそれぞれ利用している場合には、全ての機器で、iCloudの自動バックアップがされないようにして、48時間待ってから、1つの機器から、iCloudのバックアップ削除を行うことで、多くの場合は、iCloudのバックアップは削除されると思います。


家族で一つのApple IDを使用している場合は、iCloudのバックアップを削除できない可能性が高い

ご家族の場合、アプリの共有利用するために、場合によっては、ファミリー共有機能ではなく、同じApple IDをご家族それぞれのiPhoneで使用しるケースもあるかと思います。

そのようなケースの場合、iCloudは、Apple ID単位での使用となるので、他のご家族のiPhoneが自動バックアップの途中ということが起きるので、iCloudバックアップを削除できない可能性が高いと思います。


対処方法

ご家族の場合、先程のように、iCloudの自動バックアップがされないようにして、48時間待ってからiCloudのバックアップを削除するのは、難しいですよね。

この場合、1つの提案としてですが、可能であれば、この機会に、家族のそれぞれのiPhoneのiCloudアカウントを別々のApple IDに設定するのはいかがでしょうか?

App Store(iTunes)で使用するApple IDは、今まで通り同一のApple IDで、iCloudのアカウントのみ家族別々のApple IDにすることが出来ますので、そう設定して48時待つと今まで共通で使用していたiCloudアカウントの不要なバックアップを削除することが出来ると思います。



3.iCloudを使用しているアプリのキャッシュデータが容量オバーしているかも?

最近では、様々なアプリが、iCloudをアプリのデータ保存場所に利用しています。例えば、LINEやApple Musicなどもそのアプリの一つですね。

iCloudの空き容量が少なくなっていた状態で、そのようなiCloudを使用しているアプリのキャッシュデータ(一時保存データ)がiCloudに保存(書き込み)することが出来ずに途中で止まっている状態になることがあります。このような状況になると、iCloudは使用中という認識となり、iCloudのバックアップを削除することが出来なくなります。


対処方法

対処方法の一つは、iCloudのストレージプランをアップグレードすることです。

もう一つは、一旦、キャッシュデータが容量オーバーしているアプリのiCloud利用をオフすることでiCloudのバックアップが削除出来る可能性があります。

但し、アプリのiCloud利用をオフにすると、アプリによっては、iCloud内に保存されているアプリデータが消去削除される場合もありますので、そのリクスを自己判断して行う必要があります。


4.故障でiPhoneの本体交換していませんか?

非常にまれなケースだと思いますが、iPhone本体の故障でAppleの正規サービスプロバイダでiPhoneの本体を交換した場合には、数日後にならないとiCloudのバックアップが削除できないケースがあります。

本体交換した新しいiPhoneのシリアル番号がAppleへ情報が届いていない場合、どうも、そのiPhoneからは、iCloudのバックアップを削除することが出来ないようです。


対処方法

Appleの正規サービスプロバイダで本体交換した場合には、交換した後数日後に、Apple IDに登録しているメールアドレスに交換した内容のApple Service Requestというメールが届きます。

そのメールが届い後、iCloudのバックアップを削除することが出来るようになります。




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