iTunes Matchとは
category:iTunesの使い方 | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年1月31日 |
ここでは、iTunesMatchというサービスの機能について、ご紹介しています。
iTunesMatch(アイチューンマッチ)は、Appleが提供している有料のクラウドサービスで、つぎのようなことが行えるようになります。
- iCloudミュージックライブラリにパソコンのiTunesに取り込んだ音楽CDを保存することが出来る
- パソコンのiTunesから音楽CDを転送しなくても、iCloudミュージックライブラリにアクセスすることで音楽CDを聴くことが出来る
- iCloudの共有機能を利用して、iPhoneやiPad、パソコンのiTunesなど複数の機器(ディバイス)からiCloudミュージックライブラリに保存した音楽CDや音楽ファイルを聴いたりすることが出来る
iTunesMatchは、とても便利そうな有料サービスですが、利用する上で注意しないといけない点もありますので、その点も踏まえて、iTunesMatchの機能について分かりやすくご紹介します。
目次・メニュー
1.iTunesMatchの利用料金
iTunesMatchは、年間利用の有料サービスのため、利用するには、年額3,980円が必要になります。
月額に換算すると、月約332円になるので、決して高い感じはしませんが、Apple Musicなどのようにお試し期間もないので、利用するのにいきなり3,980円を支払うのをためらう人もいるかもしれませんね。
途中解約しても、未使用期間相当金額は返金されることはありません。
期間途中に解約しても、期間終了までは、サービスが有効になります。
iTunesMatchの機能
iTunesMatchの機能を、冒頭で簡単にAppleが提供している有料のクラウドサービスとご紹介しましたが、利用することのできる機能について、もう少し詳しくご紹介しますね。
- iTunesMatchの利用登録したApple IDのiCloudミュージックライブラリに音楽CD・音楽ファイルをアップロード出来る
- iCloudミュージックライブラリへのアップロードは自動で行われます
- 利用登録したAppleIDでiCloudにサインインしている機器から、iCloudミュージックライブラリに保存されている音楽CD・音楽ファイルをダウンロードして聴くことが出来る
- 利用登録したAppleIDでiCloudにサインインしている機器から、iCloudミュージックライブラリに保存されている音楽CD・音楽ファイルをストリーミングで聴くことが出来る
- iCloudミュージックライブラリに保存される時点で、その音楽ファイルがiTunesStoreで販売されている場合には、iTunesStoreで販売されているAAC256kbpsの音楽ファイルが保存される
- iTunesMatchでiCloudミュージックライブラリに保存された音楽ファイルは、DRM(デジタル著作権管理)が付かない形式で保存されます。
- iCloudミュージックライブラリからダウンロードした曲はDRMフリーになっているので、他のパソコン等へコピーすることが出来ます。
- 尚、AppleMusicも併せて利用している場合には、AppleMusicでiCloudミュージックライブラリに保存されている曲は、DRM(デジタル著作権)はフリーにはなりません。
2.iTuneMatchを利用する上での注意点
iTunesMatchを利用する上で、次の2つの点を注意する必要があります。
- 利用できる機器の台数制限がある
- これは、iTunesMatchだからということではありませんが、Apple IDの複数機器の制限がそのまま適用されるので、パソコンのiTunesは最大5台まで、iOS機器についても最大5台までの利用制限が掛かります。
- 利用契約は、途中キャンセルしない限り自動更新になっています
- iTunesMatchだけに限ったことではありませんが、定額制のサービスは、登録した時に、自動更新の規約に合意するようになっているので、更新日がくると、Apple IDの支払い方法で自動更新で料金支払いが発生します。
- 自動更新したくない場合には、途中キャンセルを行うか、残高の少ないiTunesカードによる支払いにしておくなど注意が必要です。
- 解約する場合には、利用できなくなるまでに、パソコンのiTunesミュージックライブラリにダウンロードしておく必要がある
- 継続利用をキャンセルして解約した場合には、期間が終了すると、iCloudミュージックライブラリにアクセスすることが出来なくなりますので、音楽ファイルを別にバックアップなどを保存していない場合には、iclooudミュージックライブラリから、パソコンのiTunesのミュージックライブラリにダウンロードしておかないと音楽ファイルが無くなる可能性があります。
- iCloudミュージックライブラリに保存できる曲数の上限がある
- iTunesMatchのサービス開始時点では、上限は2万5千曲でした。現在は、上限は10万曲となっています。
- iTunesMatchを利用している機器のAppleIDを90日間変更出来ない
- 普通の人の場合、複数のAppleIDを使い分けてしている人は少ないと思いますので大きな問題にはならないでしょうが、複数のAppleIDを切り替えて使い分けしている人の場合には、利用開始日から90日間は他のAppleIDに変更することは出来なくなります。
- iCloudミュージックライブラリへのアップロードに時間がかかる場合がある
- iTunesミュージックライブラリやミュージックアプリのライブラリに多くの曲が保存されていた場合には、iCloudミュージックライブラリへの曲のアップロードにかなりの時間がかかる場合があります。(アップロードする曲毎に、iTunesStoreの曲とマッチングを行っているため)
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