位置情報サービスとは
category:iphoneの各部名称・用語と機能 | Posted by: | 更新日:2020年7月16日 公開日:2015年3月10日 |
位置情報サービスとは、iPhoneやスマートフォンなどで利用されている機能のことです。
位置情報ザービスという言葉自体は難しくないので、ほとんどの人が、「ああ現在地の位置情報を取得してくれるサービスのことでしょ。」と思われていますね。
現在地の位置情報の取得という点では間違いではないのですが、正しくは、位置情報サービスとは「位置情報(iPhoneの現在地の位置情報)を取得して、その位置情報をアプリが利用しますよ。」という意味です。
iPhoneの位置情報の取得方法
iPhoneの位置情報サービスで利用されている位置情報は、次の4つの情報から取得しています。
GPS情報の緯度経度情報だけではありません。
- GPSの位置情報
- iPhoneに内蔵されているGPSセンサーを得られるGPS(全地球測位システム)情報から得られる緯度経度情報
- 接続している携帯電話基地局情報
- 接続しているWiFiスポット情報
- iBeacon情報
- iOS7から追加された位置情報ツールで、高速道路のビーコン(Beacon)と同じように、商業施設など一部にiBeaconと呼ばれる電波を発信する装置があり、その電波を受信することで位置情報を確認します。
- マックやユニクロのお店の付近に近付くと、ホーム画面の左下に小さなアイコンが表示されますよね。あれもiBeaconの情報が利用されています。
アプリの位置情報サービスの利用例
位置情報サービスは、それぞれのアプリでいろいろなケースがありますが、分かりやすいところで、地図アプリとカメラアプリの位置情報サービスについて、ご紹介します。
地図アプリの位置情報サービス
アプリの位置情報サービスの利用例で一番分かりやすいのが、地図アプリですね。
iPhoneの現在地情報を取得して、地図上に、現在地をプロット(マーク)してくれますね。
カメラアプリの位置情報サービス
カメラアプリで位置情報サービスって何に利用しえいるのと思われる人もいると思いますが、iPhoneの標準のカメラアプリで写真を撮ると、撮影した場所の位置情報と日時が写真の情報に記録されます。これが、カメラアプリの位置情報サービスです。
撮影した日時と位置情報は、撮影した人にとっては、写真を整理する時などに便利なのですが、撮影した写真を気にせずに、お友達などにメール添付して送信すると、写真に記録された位置情報と日時情報が相手に分かってしまうという問題もあります。
標準の写真アプリでは、写真の位置情報を見ることはできませんが、写真の位置情報を表示できるアプリで写真を見ると撮影した場所と日時が分かってしまいます。
位置情報サービスは、ユーザーがアプリ毎に使用の可否を設定できる
位置情報サービスは、非常に便利な機能なのですが、ある一面では、プライバシー情報の漏えいになるケースもあります。
そのために、iPhoneでは、位置情報サービス自体のオンオフの設定や、アプリ毎に位置情報サービスを有効にするかどうかの設定をすることが出来るようになっています。
位置情報サービスの設定方法については、こちらをご覧ください。
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標示される現在地が大幅にずれていて、使い物にならない。
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