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携帯電話会社による割込み通話の可否と違いについて

iPhoneの機能なかで、契約している携帯電話会社によって、使用できる機能が変わるのが電話機能です。

割込み通話機能も、契約している携帯電話会社によって、名称や、利用に際して契約がいる場合と標準で利用できる場合と、違いがあります。

ここでは、割込み電話(キャッチホン)の携帯電話会社による違いについて、ご紹介しています。


目次インデックスメニュー
1.ソフトバンクのiPhoneの場合
2.auのiPhoneの場合
3.ドコモのiPhoneの場合
4.ワイモバイルのiPhoneの場合
5.UQ-モバイルのiPhoneの場合
6.Docomo回線利用の格安SIMの場合

1.ソフトバンクのiPhoneの場合

割込み通話のサービス名称
「割込通話」
オプション申込の有無
契約者による有料オプションとして申込みが必要になります
iPhoneの設定
必要

ソフトバンクの「割込通話」をiPhoneで利用する場合には、次のどちらかの有料オプション契約が必要になります。(金額は、2017年7月時点の税抜き金額です)

  • 割込通話(月額200円)
  • iPhone基本パック(月額500円)

2.auのiPhoneの場合

割込み通話のサービス名称
「割込通話サービス」
オプション申込の有無
iPhoneの機種によって異なり、有料オプション申込が必要な場合と申込不要で利用できる場合があります。
iPhoneの設定
必要

auの場合は、VoLTE対応の有無によって有料オプション申込の有無が発生する

auのiPhoneの場合は、次のように機種によって、有料オプション契約が必要になります。(金額は、2017年7月時点の税抜き金額です)

iPhone6以降のiPhone
iPhone6・6Plus・6S・6SPlus・7・7Plus・iPhoneSE
VoLTE対応の上記のiPhoneの場合には、「割込通話サービス(月額200円)」または電話きほんパックV(月額400円)のどちらの有料オプション契約が必要になります。
iPhone5S以前のiPhone
iPhone5・iPhone5Sなど
VoLTE未対応の上記のiPhoneの場合には、有料オプション契約は不要で、無料で「割込通話サービス」を利用することができます。

これを見ると、なんで今まで無料で利用できた割込通話サービスが、VoLTE対応のiPhoneになると、なんで有料になるの?と疑問に感じる人もいるかと思いますが、これは、次のような事情があるからなんです。


auは、VoLTE未対応の時代は、あえて無料で割込通話サービスを提供していた

auの携帯電話回線(3G)は、ドコモやソフトバンクと異なり、音声通話とデータ通信を同時に行うことが出来ない回線でした。

そのため、ドコモやソフトバンクと比較すると、iPhoneなどのスマートフォン利用者にとって、大きなデメリットでした。

そこで、auは、電話機能で利用者の多いと思われる割込通話サービスを無料で提供することで、ソフトバンクやドコモには無い料金的メリットを出していました。

しかし、auも、VoLTE機能によって、ドコモやソフトバンクと同様に、音声通話とデータ通信の同時利用が可能になったので、いままで無償で提供してきた「割込通話サービス」をドコモやソフトバンクと同様に有料オプションに戻したというわけなんでしょうね。



3.ドコモのiPhoneの場合

割込み通話のサービス名称
キャッチフォン
オプション申込の有無
契約者による有料オプション(月額200円、2017年7月時点の税抜き金額)として申込みが必要になります
iPhoneの設定
必要

4.ワイモバイルのiPhoneの場合

ワイモバイルの場合、ソフトバンクの電話回線を利用しているので、ほぼソフトバンクと同じですね。

割込み通話のサービス名称
「割込通話」
オプション申込の有無
契約者による有料オプション「割込通話」(月額200円、2017年7月時点の税抜き金額)として申込みが必要になります
iPhoneの設定
必要

5.UQ-モバイルのiPhoneの場合

UQ-モバイルの場合、使用している携帯電話回線がauの回線なので、auとほぼ同じとなります。

割込み通話のサービス名称
「割込通話サービス」
オプション申込の有無
iPhoneの機種によって異なり、有料オプション申込が必要な場合と申込不要で利用できる場合があります。
iPhone5Sは、VoLTE未対応となり、無料で利用することができます。
iPhoneSEは、VoLTE対応となり、有料の「割込通話サービス(月額200円、2017年7月時点の税抜き金額)の申込が必要となります。
iPhoneの設定
必要

6.Docomo回線利用の格安SIMの場合

mineoなどのDocomo回線利用の格安SIMの場合は、ほぼ、ドコモと同じです。格安SIM会社により、割込通話のサービスを提供していない場合もあります。

割込み通話のサービス名称
格安SIM会社により、まちまちで、「割込通話サービス」、「キャッチフォン」等の名称となります。
オプション申込の有無
有料オプションの申込が必要。月額料金は、ほぼ、ドコモと同じですが、格安SIM会社により異なる場合もあります。
iPhoneの設定
必要



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