フォトライブラリをオンしている時は、iPhoneの写真を削除してはいけない
category:写真 | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年9月1日 |
iPhoneのフォトライブラリ機能を利用している場合には、アイフォーンの中の写真やビデオを削除する時には、注意が必要です。
フォトライブラリ機能をオンにしている時は、iPhoneの写真アルバムにある写真やビデオはiCloudのフォトライブラリに保存されている写真やビデオが映し出されている状態と同じなので、削除を行うとiCloudフォトライブラリに保存されているオリジナルの写真やビデオファイルが削除されます。
iCloudフォトライブラリから写真やビデオファイルが削除されると、同じAppleIDでiCloudフォトライブラリを利用している他のiOS機器の写真アプリのアルバムからiPhoneで削除された写真やビデオファイルは消去され表示されなくなります。
目次・メニュー
- iPhone(iPad)の写真アプリの写真は、icloudフォトライブラリにある写真が映し出されたもの
- フォトライブラリは同じAppleIDで連携している
- フォトライブラリは削除しても30日間までは復活できる
1.iPhone(iPad)の写真アプリの写真は、icloudフォトライブラリにある写真が映し出されたもの
フォトライブラリ機能を利用している場合、写真やビデオの実際にオリジナルファイルは、iCloudのストレージ上にあるフォトライブラリフォルダに保存されています。
iPhoneやiPadの写真アプリのアルバムで表示されている写真やビデオは、iCloudのフォトライブラリからオリジナルファイルを読み込んで表示している状態になります。
(フォトライブラリの設定で、「オリジナルをダウンロード」にチェックを入れていても、写真やビデオを加工や拡大表示する時には、iCloudのフォトライブラリとのデータ通信が発生します。「ストレージを最適化」より、データ通信時間が節約されるだけです。)
iPhone(iPad)の写真アプリの写真は、icloudフォトライブラリにある写真が映し出されたものもなります。
2.フォトライブラリは同じAppleIDで連携している
フォトライブラリは、同じAppleIDでicloudにサインインしている他のiOS機器やMacパソコンも連携しています。
例えば、iPhoneとiPadを同じAppleIDでiCloudフォトライブラリを使用している場合、iPhoneの写真アプリのアルバムにある写真を削除すると、iPadの写真アプリのアルバムにある写真も削除されます。
フォトライブラリ機能は、iCloudのフォトライブラリの記録領域にオリジナルの写真(ビデオ)を保存して、そのファイルを同じAppleIDでフォトライブラリをオンにしているiPhoneやiPad、Macパソコンが参照している状態です。そのため、iPhoneの写真アプリのアルバムの写真を削除するということは、icloudのフォトライブラリの写真を削除することになり、結果的に、iPadの写真アプリのアルバムからその写真が削除されることになります。
3.フォトライブラリは削除しても30日間までは復活できる
フォトライブラリ機能をオンにしているiPhoneやiPad、Macパソコンの写真アプリのアルバムから削除され、フォトライブラリからの削除された写真やビデオは、削除した日から30日間は、最近削除した項目から復活することが出来ます。
削除した写真やビデオファイルは、最低30日間は、「最近削除した項目」フォルダ内に保存されています。(状況によっては、最大40日間、「最近削除した項目」に保存される場合もあります。)
尚、ユーザー自らの操作で、「最近削除した項目」に保存されている写真・ビデオファイルを削除した場合には、復活することは出来ません。
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