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iCloudバックアップをオンにしているとiTunes同期で自動バックアップはされない

iphoneを購入したときに、皆さん、初期設定でiCloudのバックアップ設定をオンに設定している人が多いと思いますが、そんな人は要注意です。

iCloudバックアップをオンに設定してあると、毎日1回自動的にiPhoneのバックアップがiCloudに保存されます。

その事自体は、とても便利でいい機能なのですが、iCloudの自動バックアップをオンにすると、iTunesの同期で行われるiPhoneの自動バックアップが解除され、iTunesの同期では、パソコンにiPhoneのバックアップファイルが、自動で保存されなくなります。


iTunes同期でバックアップが自動保存されるケース

iTunes同期で、iPhoneデータのバックアップファイルが自動的に保存されるのは、iTunesの設定のバックアップ欄で、自動的にバックアップ設定が、このコンピュータにチェックが入っている場合に限ります。



iPhone本体の設定のiCloudバックアップをオンにした時にはiTunes同期で自動バックアップはされない

iTunesの設定を変更していなくても、iPhone本体の設定をつぎのように変更すると、その後にiTunesで同期をした時に、iPhoneのバックアップは自動的にはされませんので注意が必要です。


iCloud設定の自動バックアップとiTunesのバックアップ設定は連動している

iPhoneの設定アプリ内のiCloud設定とiTunesのiPhone概要画面で設定するバックアップの保存先設定は、連動しています。

iTunes本体の設定アプリでiCloudバックアップをオンに設定すると、iTunes内に保存しているそのiPhoneの接続設定のバックアップ欄の「自動的にバックアップ」の設定が、iCloudに変更されます。



パソコンのiTunesにiPhoneを接続した時に、iTunesのバックアップ欄の「自動的にバックアップ」の設定を確認すれば、iCloudに変更されていることに気づくのですが、楽曲などの同期を急いで行っていると、ついつい確認することもないので、iTunes同期を行っているからiPhoneのバックアップファイルは保存されていると勘違いしてしまいます。

また、自分は、iTunesの設定を変更していないのに、いつの間にか、「自動的にバックアップ」の設定が変更されていると勘違いすることがありますので、注意しましょう。



iTunesの「自動的にバックアップ」の設定を変更するとiPhone本体のiCloudバックアップ設定も変更される

先ほど、iPhone本体のiCloudバックアップの設定をオンに変更すると、iTunesのバックアップ設定も変更されるとご紹介しましたが、その逆のiTunesの「自動的にバックアップ」の設定を変更すると、iTunesにiPhoneを接続した時点で、iPhoneのiCloudバックアップの設定も変更されます。

iTunesの自動的にバックアップをiCloudに変更
iPhone本体のiCloudバックアップが、オンに変更される
iTunesの自動的にバックアップをこのコンピュータに変更
iPhone本体のiCloudバックアップが、オフに変更される



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