アプリを長押ししても削除アイコン(バツ印)が出来ないアプリについて
category:iphoneの基本操作使い方 | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年7月21日 |
ここでは、アプリを指で長押ししても削除できないアプリについてご紹介しています。
iPhone初心者の中で、「iPhoneのアプリを削除しようとアプリを長押ししても削除アイコン(バツ印)が出なくて、削除できないアプリがあるんです。」と質問される人がいます。
iPhoneの操作や機能に慣れた人なら、削除アイコン(バツ印)が表示されないアプリは標準アプリで削除することは出来ないアプリだと知っていると思いますが、iPhoneを使い始めたころの初心者にとっては、なんで削除されないだとと思うこともありますよね。
特にヘルスケアアプリや、Walletアプリなど、使わない人にとっては、目障りでホーム画面から削除したいと思う人もいるでしょうね。
目次・メニュー
アプリアイコンを長押ししても削除アイコン(バツ印)が付かないアプリ
アプリアイコンを長押ししても削除アイコン(バツ印)が付かないアプリは、標準アプリの中で、iOSの基本的機能に関係してるアプリとなります。
具体的には、iOS11の場合、次の標準アプリが、長押ししても削除アイコンは付かず、削除することは出来ません。
設定アプリ
設定アプリが削除できないのは、皆さんお分かりだとおもいますが、iPhoneの設定を管理するアプリなので削除できません
電話アプリ
iOSでは、携帯電話回線を使用した電話通話機能を完全には公開していません。
アンドロイドのスマートフォンの場合には、携帯電話回線を直接操作するアプリも提供されていますが、iOSではAppleの提供する標準アプリの電話アプリのみとなります。
そのため、電話アプリが唯一の携帯電話通話のアプリとなるので、削除することは出来ません。
また、電話アプリは、FactimeアプリやLINEアプリの無料通話など他の音声通話を利用するアプリにiPhoneの音声通話機能を提供しているので削除できません。
メッセージアプリ
電話アプリと同様に、携帯電話回線を直接操作するアプリをiOSは許可していません。
SNSやMMSのメッセージを送受信するアプリは、iOSではメッセージアプリだけなので削除できません。
他のアプリの操作で、SNSやMMSメッセージを送受信することがあると思いますが、その時には、そのアプリは、標準アプリのメッセージアプリに依頼するような形で、SNSやMMSメッセージの送信を行っています。
(尚、LINEメッセージは、携帯電話回線のメッセージ機能を利用しているわけでは無く、インターネットのパケット通信を利用しているので、メッセージアプリではありません。)
iPhoneを探す
iPhoneの紛失時のセキュリティ機能を提供しているので削除できません。
カメラアプリ
iPhoneのカメラ機能を他のアプリに提供しているので削除できません。
iOSは、iPhoneのメインカメラ、インカメラの両方ともに、カメラアプリ以外が直接操作することを許可していません。
カメラアプリ以外の画面で、写真の撮影等は、カメラアプリに機能を利用して撮影しているので、カメラアプリを削除することは出来ません。
写真アプリ
カメラアプリで撮影された写真や動画は、iOSが保存先を管理しています。その管理を行っているのが、写真アプリとなります。そのため、削除することが出来ません。
時計アプリ
iPhoneの時間を管理しているアプリなので削除できません。
(スケジュールアプリ等が機能を利用しているため削除できません。)
Safariアプリ
iOSで設定されている基本のWebブラウザアプリのため削除できません
他のアプリでWebページを開く行為を行うと、基本WebブラウザのSafariアプリを利用するようにiOSの仕様がなっているため、削除できません。
App Storeアプリ
App Storeアプリが削除できないのは、なんとなくお分かりですよね。
アプリの追加インストールをするための唯一のアプリのため削除できません。
iOS9までは、パソコンのiTunesでもiPhoneにアプリをダウンロードしてインストールすることが出来ましたが、iOS10以降は、iOSのiPhoneにアプリをインストール唯一のアプリとなります。
ヘルスケアアプリ
Apple Watchとの連携があるため削除できません。
Apple Watchを持っていない場合には、削除できてもいい気がしますが、削除することは出来ません。
Walletアプリ
アプリ内での課金の支払い方法として提供されているため削除できません。
バツ印が付かない標準アプリでも非表示にすることは出来る
先程、ご紹介した長押ししてもバツ印が表示されず削除できない標準アプリでも、一部の標準アプリは、ホーム画面から消す(非表示にする)ことは出来ます。
ホーム画面から非表示に出来る標準アプリ(iOS11)
- AppStoreアプリ
- カメラアプリ
- Safariアプリ
ホーム画面から削除できない標準アプリを非表示にする方法は、こちらのページをご覧ください。