iPhoneXS・XSMax・XRの3つの新しいiPhone発表
category:iPhoneの気になるトピックス | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年9月13日 |
アップルから新しいiPhoneが、9月12日にアメリカで開かれたスペシャルイベントで発表されました。
発表された新iPhoneは、次の3機種です。
- iPhone XS
- iPhoneXの進化モデル
- 5.8インチの有機ELディスプレイ(OLED)搭載
- iPhone XS Max
- iPhoneXSの大ディスプレイサイズモデル
- 6.5インチの有機ELディスプレイ(OLED)搭載
- iPhone XR
- iPhone8の後継モデル
- 6.1インチの液晶ディスプレイ(LCD)搭載
目次・メニュー
新3機種共通の新機能
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRで共通の新しい機能・主な機能は、以下となります。
- 最新A12Bionicチップ搭載
- デュアルSIM対応
- ベゼルレスデザインスクリーン
- フロントカメラにTureDephtカメラ搭載
- FaceID機能
- バッテリー強化
- Dolby Vision & HDR10対応
- 新しいiOS12搭載
最新A12Bionicチップ搭載
搭載されるチップは、初めて7nmプロセスで製造される最新のA12Bionicとなります。
処理能力としては、iPhoneXに搭載されているA11チップと比較して、約8倍計算速度が速いと発表されています。
デュアルSIM対応
新しいiPhoneでは、予想されていたデュアルSIM対応になると発表されました。
ただし、アンドロイドスマフォで既にあるようなSIMカードを2枚挿入するタイプでありません。
1枚のSIMカード+eSimというデュアルSIM対応となります。
eSIMとは、物理的なSIMカードを挿入するタイプではなく、携帯端末内部に埋め込み設置するタイプのSIMです。
実際に利用するには、携帯端末にソフトウエア(プロファイル)をインストールして、利用する携帯電話回線(キャリア)へのアクティベーション(初期設定)を行う必要があります。
尚、中国国内で販売される機種については、nanoSIM2枚が挿入出来るタイプのデュアルSIM対応となる見込みです。
ベゼルレスデザインスクリーン
ホーム画面のスクリーンの形状は、iPhoneXで採用された上部にノッチと呼ばれる切込みのあるベゼルレスデザインが3機種とも採用されます。
これにより、最新iPhoneについては、ホームボタンが無くなりました。
また、iPhoneXRについては、本体サイズはiPhone8PPlusより小さいにもかかわらず、6.1インチとiPhone8Plusの5.8インチより画面サイズが大きくなります。
尚、iPhoneXSは、画面サイズについては、iPhoneXと同様となります。
iPhoneX発表時には、iPhoneXPlusは製造されませんでしたが、今回は、iPhoneXS Maxの発表により、今までのiPhone史上で最大の6.5インチディスプレイとなります。
フロントカメラにTureDephtカメラ搭載
3機種ともにノッチ部分にフロントカメラとしてTureDephtカメラ搭載が搭載されます。
FaceID機能
フロントカメラにTureDephtカメラが搭載されたことで、3機種ともFaceID機能による顔認証機能が搭載されます。
バッテリー強化
機能が追加されたり、速度が向上すると気になるのがバッテリーの持ち時間です。今回の発表では、それぞれ、次のように発表されています。
- iPhone XS
- iPhone Xと比較して、30分以上バッテリーが長持ち
- iPhone XS Max
- iPhone Xと比較して、1時間30分以上バッテリーが長持ち
- iPhone XR
- iPhone8Plusと比較して、1時間30分以上バッテリーが長持ち
Dolby Vision & HDR10対応
3機種ともに、ディスプレイがDolby VisionとHDR10対応となります。
Dolby VisionとHDR10は、別々の規格なのですが、ともに、ディスプレイの映像性能に関する規格になります。
Dolby Vision
Dolby Visionは、ドルビー社の新技術で、簡単にいうと映像の最大輝度を高めて、ハイコントラストによる明暗差で明るい色はさらに明るく、暗い色はさらに濃く映し出し、ハイコントラストにより色をより滑らかに映し出し微妙な色合いを可能にする技術です。
ハリウッドの映画等に採用されています。
HDR10
HDR10は、パナソニックとソニー、サムソン等が進めているオープン化された映像技術で、HDRは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略です
Dolby Visionと同様に、明るさの明暗差をよりダイナミックに映し出す技術です。
4Kや8K対応の液晶テレビや液晶ディスプレイ等で採用されています。
新しいiOS12搭載
3機種とも、新しいiOS12がインストールされた状態で発売されます。
尚、iOS12の配信予定日は、9月17日となります。
iPhoneXS・iPhoneXS Maxの機能
先程、ご紹介した3機種共通の新機能以外の、iPhoneXSといPhoneXSMaxの機能・特徴としては、次の様に発表されています。
- 本体カラー
- 本体カラーは、ブラック、ホワイト、ゴールドの3色となります。
- 防水・防塵性能
- iPhoneXより一つレベルアップしたIP68相当の防水・防塵性能となります。
- 水深2メートルの水の中に30分間沈んでも、本体に水が浸水することなく、水から出した後問題なく使用できるレベルとなります。
- ディスプレイサイズと解像度
- ディスプレイは、iPhoneXで採用された有機LE「Super Retina Display」が採用されています。
- iPhoneXSのディスプレイサイズは、iPhoneXと同サイズの5.8インチで解像度は、2436×1125ピクセル、画素密度458ppiとなります。
- iPhoneXS Maxのディスプレイサイズは、iPhone史上最大の6.5インチで解像度は、2688×1142ピクセル 画素密度458ppiとなります。
iPhoneXRの機能
先程、ご紹介した3機種共通の新機能以外の、iPhoneXRの機能・特徴としては、次の様に発表されています。
- 本体カラーは、6色展開
- 本体カラーは、ホワイト、ブラック、ブルー、レッド、イエロー、コーラルの6色のカラーバリエーションとなります。
- 防水・防塵性能
- iPhone7と同等のIP67相当の防水・防塵性能となります。
- iPhoneXS・XSMaxに比べると一つランクが下となります。
- ディスプレイサイズと解像度
- ディスプレイは、iPhoneXSで採用されている有機LE「Super Retina Display」ではなく、iPhone8で採用されている「Retina HDディスプレイ」が採用されています。
- iPhoneXRのディスプレイサイズは、6.1インチで解像度は、1792×828ピクセル 画素密度326ppiとなります。
- 3DTouchは非搭載
- iPhoneXSとの差別化ということでしょうか?3DTouch機能は非対応となります。