iCloudのバックアップが完了しない(保存されない)場合
category:iCloud(アイクラウド) | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2016年12月22日 |
iCloudの自動バックアップは、iPhoneのバックアップを自動的に行ってくれる便利な機能ですが、自動でバックアップがされない場合があります。
また、iCloudバックアップを手動で行った時に、「最後に行ったバックアップを完了できませんでした。」と警告メッセージが表示され、iCloudバックアップが完了できない場合があります。
iCloudのバックアップが出来ない原因
iCloudのバックアップが出来ない原因は、次の3つのいずれかになります。
- iCloudの容量不足
- iCloudの容量より、バックアップファイルが大きいので、バックアップ出来ない
- iCloudバックアップに必要な環境が揃っていない
- iCloudの不具合
- iCloudバックアップ対象を少なくする
- iCloudバックアップ対象を少なくする方法は、こちらのページをご覧ください。
- iCloudの容量をアップグレードする
- iCloudの容量を増やす方法は、こちらのページをご覧ください。
- 手動バックアップの場合
- Wi-Fiネットワークに接続された状態
- 電源供給状態(USBケーブルで電源が供給されている状態)
- 自動バックアップの場合
- Wi-Fiネットワークに接続された状態
- 電源供給状態(USBケーブルで電源が供給されている状態)
- iPhoneがスリープ状態になっていること
- iCloudのバックアップ途中で不具合が発生した時
- Wi-Fi接続が途中で中断した場合に発生する可能性がある
- iOSのメジャーバージョンアップの時
- iOSのメジャーバージョンアップで、iOSのファイル構成やiCloudの構成などが大幅に変更された場合に発生する可能性がある
- iCloudのバックアップが保存されない(保存出来ない)のページ先頭に戻る
- iCloudの機能と使い方のページを表示する
- iPhoneとiCloudの記事一覧ページを表示する
- iPhoneのバックアップのやり方のページを表示する
- iCloudバックアップの機能と操作・使い方のページを表示する
- iPhoneのバックアップの記事一覧ページを表示する
1.iCloudの容量不足でバックアップが中断される
iCloudの容量不足でバックアップが中断した場合には、iCloudバックアップが中断した時に、次のような警告メッセージが表示されます。(iOS10では、警告メッセージは日本語表示になります。)
この警告メッセージが表示された
対処方法
このiCloudの容量不足の警告メッセージが表示された場合には、次のいずれかの対応をとる必要があります。
2.iCloudのバックアップに必要な環境が揃っていないために、バックアップがされない
iCloudによるバックアップが行われるには、次の環境が必要になります。
iCloudのバックアップに必要な環境が揃っていないために、iCloudのバックアップが保存されていない場合には、通常は、警告メッセージは表示されません。
但し、iCloudの自動バックアップをオンに設定している場合には、10週間以上の長期間にわたり、iCloudのバックアップが保存されていない場合には、次のような警告メッセージが表示されます。
対処方法
このiCloudバックアップの警告メッセージが表示された場合には、なるべく早期に、iCloudのバックアップ環境を整え(Wi-Fi接続と電源供給)、手動でiCloudバックアップを保存しましょう。
iCloudの手動でのバックアップの取り方は、こちらのページをご覧ください。
3.iCloudの不具合が原因で、バックアップが保存されない
この原因が一番厄介で、つぎの二つのケースがあります。
ほとんどの場合、ホップアップでiCloudバックアップが保存されていないなどの警告メッセージは表示されません。
iCloud設定アプリのiCloudの設定画面に、ひっそりとメッセージが表示されます。
対処方法
この場合には、iCloudに保存されているバックアップファイルを削除して、再度、iCloudのバックアップを手動で行います。(尚、iCloudに保存されているバックアップファイルを削除するため、この対処を行うと、今まで保存されていたiCloudバックアップファイルは無くなりますので、自己責任で判断の上、行ってください。)
iCloudのバックアップファイルの削除方法は、こちらのページをご覧ください。