iTunesの曲が消えてしまった時の原因と曲を復活する方法
category:iTunesの使い方 | Posted by: | 更新日:2021年1月27日 公開日:2018年1月24日 |
パソコンのiTunesソフトのミュージックライブラリの曲が消えてしまった時の原因とその解決方法をご紹介しています。
iTunesのミュージックライブラリを開いたら、今まで表示されていたアルバムや曲がすっかり消えてしまっていた、なんだか、登録してあった曲やアルバムが消えているなんて経験をした人もいると思います。
実際にアイフォンビギナーズもiTunesを開いたら、登録してあったアルバム・曲が半分くらい消えてなくなっていたことや、アルバムや曲名をクリックしても曲が再生されないといった経験したことがあります。
アルバム名や曲名が表示されているのに、曲が再生されない場合には、いつこうなったのかわからないのでどうしていいか困ってしまいますよね。
でも大丈夫です、消えてしまったアルバムや曲を復活する方法があります。
目次・メニュー
- iTunesの曲が消えてしまう原因
- 曲が消えてしまう原因別の曲を復活する方法(解決方法)
1.iTunesの曲が消えてしまう原因
iTunesの曲が消えてしまう主な原因は、次の2つです。
- iTunesのライブラリ管理ファイルに問題がある
- iTunesのライブラリ管理ファイルに書き込まれている場所に曲が無い
- iTunesMatchとAppleMusic(iCloudミュージックライブラリ)の不具合
1.iTunesのライブラリ管理ファイルに問題がある
iTunesの曲が消えてしまう原因で多いのが、このiTunesのライブラリ管理ファイルの不具合ですね。
iTunesは、iTunesLibrary.itlファイルの情報を読み込んでライブラリを表示している
iTunesのミュージックライブラリに表示されるアルバムや曲は、iTunesが常にパソコンのライブラリーフォルダー内に保存されている「音楽ファイルや動画ファイル」を検索して表示しているのではありません。
iTunesのミュージックライブラリの曲は、iTunesLibrary.itl(アイチューンライブラリファイル)という管理ファイルに書き込まれている情報(アルバム名、曲名、アーティストなど)が表示されています。
そのため、iTunesLibrary.itlファイルがおかしくなるとライブラリに曲や動画等のコンテンツが表示されなくなります。
iTunesLibrary.itlファイルがないと空のiTunesLibrary.itlファイルが作成される
このiTunesLibrary.itlファイルですが、iTunesのバージョンアップ更新の際に誤って消えたり、壊れたりすることがあります。
iTunesを起動した時に、iTunesLibrary.itlファイルがおかしい場合に、iTunesは、新しいiTunesLibrary.itlファイルを作成します。
iTunesを開いて、ミュージックライブラリの曲が全て消えてしまっているような場合には、iTunesLibrary.itlファイルは破損したことによる新しいiTunesLibrary.itlファイルが作成されている可能性があります。
新しいiTunesLibrary.itlファイルを作成するときに、ライブラリフォルダー内の音楽ファイルを検索して再作成してくれればいいのですが、実際には、空のiTunesLibrary.itlが作成されるので、iTunesのミュージックライブラリにアルバムや曲が消えてしまうという現象が起きます。
そのため、iTunesLibrary.itlファイルが破損したり、消去されるとiTunesのミュージックライブラリの曲は消えてしまうといった現象になります。
2.iTunesのライブラリ管理ファイルに書き込まれている場所に曲が無い
iTunesLibrary.itlファイルは破損していなくても、iTunesLibrary.itlファイルにか書き込まれている場所に曲が無い場合には、ライブラリに曲名は表示されますが、再生することが出来ません。
何もしていないのに、このような状況は起こりませんが、ユーザーがiTunes Mediaフォルダを移動したり、パソコン内にある他の音楽ソフトの移動などを行った場合に発生する可能性があります。
このような状況になったミュージックライブラリの曲には、エクスクラメーションマークの!(通称、ビックリマーク)が表示されます。
3.iTunesMatchとAppleMusic(iCloudミュージックライブラリ)の不具合
Apple Musicまたは、iTunes Matchを利用している場合には、その機能のバージョンアップの際に、iTunesLibrary.itlファイルへの書き込みがうまくいかず、ミュージックライブラリの曲が表示されなかったりすることがあります。
原因別の曲を復活する方法(解決方法)
iTunesの曲が消えてしまった場合の解決方法(曲を復活する方法)は、当然ですが、原因によってことなります。
間違った解決方法を行うと、今、表示されているミュージックライブラリの曲も消えてしまうといったことにもなりますので、曲が消えた原因にあった解決方法を行うようにしましょう。
- iTunesLibrary.itlファイルに不具合がある場合の解決方法
- iTunesのライブラリ管理ファイルに書き込まれている場所に曲が無い場合の解決方法
- iTunesMatchとAppleMusic(iCloudミュージックライブラリ)の不具合の場合の解決方法
iTunesLibrary.itlファイルに不具合がある場合の解決方法
iTunesLibrary.itlファイルが原因で、ミュージックライブラリの曲が消えてしまった時の解決方法は、次のいずれかの方法を行います。
- iTunesに実際に保存されているアルバム・曲を再度取り込む
- この方法は、非常に手間なので、あまりやらないですが、音楽ファイル自体は残っているので、フォルダー単位で音楽ファイルが保存されている場合には、この方法が確実です。
- この方法の場合、プレイリストなどは、もう一度作り直す必要があります。
- iTunesに音楽CDの曲を取り込む方法は、こちらのページをご覧ください。
- パソコンに保存されている音楽ファイルをiTunesに取り込む方法は、こちらのページをご覧ください。
- 保存されている古いiTunesLibrary.itlファイルを利用する
- iTunesのバージョンアップの更新の際には、Previous Libraries」フォルダに古いiTunesLibrary.itlファイルが保存されているので、それをコピーすることで、解決することがあります。
- iTunesの過去のiTunesLibrary.itlファイルを使って消えたiTunesミュージックライブラリの曲を復活する方法は、こちらのページをご覧ください。
2.iTunesのライブラリ管理ファイルに書き込まれている場所に曲が無い場合の解決方法
iTunesのライブラリ管理ファイルに書き込まれている場所に曲が無い場合の多くは、ユーザーが次の操作を行った場合に発生します。
- ユーザーがiTunesの曲を整理しようとして、iTunes Mediaフォルダに保存されているアーティストフォルダやアルバムフォルダなどの名前や場所を変更した
- パソコンでiTunesとは別の音楽ソフトを使用していて、その音楽ソフトの環境変更等を行った
ユーザーがiTunesの曲を整理しようとして、iTunes Mediaフォルダに保存されているアーティストフォルダやアルバムフォルダなどの名前や場所を変更した
結構多いのがこのケースではないでしょうか?
iTunesに音楽CDを取り込むと、時々、なぜか、同じアーティストなのに、別のアーティストフォルダにアルバムが保存されます。
別々nフォルダーに保存されても、ちゃんと音楽CDは取り込まれ曲を再生できるのですが、iTunes Mediaフォルダをユーザーが見た時に、同じアーティストなのに別々のフォルダーになっているものを一つにまとめたり、フォルダー名を変更してしまうことがあります。アイフォーンビギナーズもこのフォルダーの統合をやってしまいました。
このようなことをしてしまうと、iTunesLibrary.itlに書き込まれているファイル情報と実際のファイルの保存場所が異なり、ミュージックライブラリの曲が表示されないといったことが起きます。
また、曲は表示されていても、実際の曲の保存場所が、iTunesLibrary.itlファイルに記録されているフォルダーに無い場合には、ミュージックライブラリに曲やアルバムが表示されていても、曲を再生することは出来ません。
この状態になった曲には、エクスクラメーションマーク「!」(通称、ビックリマーク)が表示されています。
曲にビックリマーク「!」が表示されて曲が再生できない時の解決方法は、こちらのページをご覧ください。
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